インターネット注文サービスの安定稼働を実現し、
生協のDXを加速する。
デジタルマーケティング部 デジタル事業運営グループ
法学部 政治学科卒業
2014年入協
CAREER
STEP
キャリアステップ
- 1年目
ユーコープ出向
片倉店では店舗の各部門でレジ打ちや品出し、総菜の調理などを担当。その後、川崎中部センターで宅配センターの供給担当(配達担当)として、配達や組合員拡大などを経験。
- 3年目
日本生協連へ帰任
事業支援本部事業企画部インターネット企画グループに配属。生協宅配のインターネット注文サービス(eふれんず)の企画・運営に従事。
- 8年目
事業企画・デジタル推進本部へ
組織変更・部署再編による配属。デジタルマーケティング部デジタル事業運営グループで引き続きeふれんずの企画・運営を行うとともに、DX-CO・OPプロジェクトに参加。
日本生協連への入協動機を教えてください。
学生時代に、ある鉄道会社の地域(沿線)開発のインターンシップに参加したことをきっかけに、地域の暮らしに寄り添える仕事をしたいと考えるようになり、日本生協連に応募しました。実家では私が生まれる前から生協のグループ宅配を利用していましたので、私自身も生協には親しみを持っていました。説明会や選考でお会いした職員の方々が、私自身が何となく親しみを感じていた生協のイメージそのものであったこと、「組合員のために」という思いを大切にして働かれていることが伝わってきたことに、他の企業にはない魅力を感じ入協を決めました。
私が入協した当時は、会員生協で現場の業務を体験する教育出向の制度があり、私も横浜市のユーコープ片倉店、川崎中部センターで、レジ打ちや総菜調理、配達など一通りの生協業務を経験させていただきました。帰任後は生協宅配のインターネット注文サービス(eふれんず)の企画・運営に携わっていますが、利便性や機能向上を図るうえで、現場業務を体験したことが大いに役立っています。
デジタルマーケティング部のミッションと岡本さんの担当業務をご紹介ください。
日本生協連は「つながる力で未来をつくる」をメッセージとする2030年ビジョンを掲げています。デジタルマーケティング部は「2030年ビジョンの実現をデジタル活用でサポートする」をミッションに、生協陣営のDX、事業のデジタルシフトを推進しています。
私が所属するデジタル事業運営グループは、オンライン注文サービスや、オンライン加入システムの開発・運用などを手がけており、私はeふれんず企画・運営全般を担当しています。具体的には、事業計画の策定からシステムの開発・運用、データ分析やそれに基づく情報提供、プロモーション提案まで業務内容は多岐にわたります。
eふれんずは組合員の利用を支えるインフラであり、安定的なサービス提供が絶対条件。強靭なシステム構築が最優先課題です。また、近年はUX(User Experience)の向上にも取り組んでおり、ログ解析をもとに、単なる利便性向上にとどまらない「ユーザーがワクワクする体験づくり」に挑戦しています。難しい課題ですが、組合員の体験価値を大きく高められる可能性があるチャレンジに取り組めることに大きな魅力を感じています。
また、2020年からは、会員生協と共同で生協のDXを推進する「DX-CO・OPプロジェクト」の取り組みにも参加しています。
仕事のおもしろさ、難しさを教えてください。
デジタルマーケティングは、これまでの紙のカタログではできなかった新しい試みを可能にします。たとえば利用者のeふれんず上での行動に合わせて、関心のある商品やレシピを提案するといった、生協での買物にプラスαの楽しみを付加するプロモーションも可能です。また、ページの閲覧数や滞在時間を分析することで、何が好まれ何がダメだったかという客観的評価をリアルタイムに把握することもできます。そうした可能性を秘めたデジタル分野を、先頭に立って切り拓いていけることにはとてもやりがいを感じます。
しかし、その一方で、何でもかんでも自分の思い通りに進められるわけではありません。eふれんずは複数の会員生協が共同で利用するシステム基盤であり、各会員生協の政策やニーズを汲んで全体最適化を図る必要があるからです。サイト利用者である組合員のUXを向上していくと同時に、デジタルマーケティングのレベルを高めて各会員生協に貢献していく。それを両立させていくことが私の役割ですし、それは十分に実現可能なことだと思っています。
岡本さんの今後の目標、描くキャリアビジョンをお聞かせください。
デジタルマーケティングの専門性を高めて、会員生協や日本生協連のさまざまな業務のデジタルシフトを支援できるようになることが目標です。たとえば、これまで生協が大切にしてきた「リアル接点での組合員とのつながり」にうまくデジタルを融合できれば、組合員の体験価値を大きくアップデートできる可能性があります。そのためには、デジタル推進部門だけでなく、会員生協や日本生協連のさまざまな業務でデジタルマーケティングの手法を活用することが不可欠です。これからはデジタル技術やICTがすべての業務の基盤となることは間違いありません。今後はさらにこの分野で知識とスキルを高め、この分野で頼られる人材になりたいと思っています。
1DAY
SCHEDULE
1日のスケジュール
- 9:30
出勤
メールチェック。
- 10:00
システム部門とミーティング
開発・改修案件やシステムトラブルの進捗確認や相談など。
- 11:00
問い合わせ対応
会員生協からのお問合せ対応。
- 12:00
昼食
持参したお弁当を食べる。
- 13:00
事務作業
会議資料や提案資料の作成、データ分析、経理業務、契約書関連業務など。
- 15:00
チームミーティング
各種業務の状況確認や相談、会員生協へのWEBプロモーションの提案づくりなど。
- 16:00
プロジェクト関連業務
資料の読み込みや作成、情報収集など。
- 17:00
プロジェクトミーティング
新規事業のサービスモデル等についてディスカッション。
- 18:00
退勤
動画配信サービスで野球中継を見ながら帰宅。