事業・仕事紹介
日本生協連の仕事は大きく4つに分類されます。
さらに、それぞれの分類でも様々な仕事が存在します。
コープ商品事業の仕事
日本生協連の主力事業です。コープ商品※を企画・開発し、会員生協へ供給する役割を担っています。また、コープ商品全体のブランド戦略や品質保証など、コープ商品の価値を高め、守る仕事も行っています。
※コープ商品とは…「安全性の確保」「確かな品質」「お求めやすい価格」を基本的価値として開発しています。商品の開発や改善に組合員の声を反映し、ふだんのくらしに役立つ商品づくりを進めています。商品は多岐に渡り、飲料・菓子・冷凍食品・化粧品・洗剤など、約5,400品目を取り扱っています。
開発
市場調査やモニタリング調査をもとに商品を企画し、メーカーの選定や原価の交渉なども行います。また、既存商品の表示や仕様の定期的な点検に加え、全国の会員生協との商品の共同開発・共同仕入れ・宅配用の商品カタログの企画・制作や店舗の商品企画も、私たちの大切な仕事です。2020年はコープ商品60周年、2021年は日本生協連創立70周年として、組合員に向けた新たな取り組みにチャレンジしています。
営業
全国の会員生協との重要な接点となるのが、日本生協連の営業です。それぞれの地域ごとにマーケティング分析を行い、地域ごとのニーズや課題を収集。新たに開発されたコープ商品を提案する役割を担います。また、ただ商品を提供するのではなく、年間52週の販売計画の策定や販促ツールの作成も担当するなど、会員生協の販売支援まで行っています。
供給
全国の会員生協への供給に伴う受発注管理や納品・物流管理、またお取引先とも連携した商品数量の最適管理などを行っています。日本生協連は独自の物流ネットワークを構築し、その運用も自分たちで行っているため、商品注文システムの改善や効率の良いロジスティクスの開発など、流通や運輸に関する仕事でも大きな挑戦ができます。
品質保証
品質保証は日本生協連にとって重要な仕事の一つです。商品検査一つをとっても、国の基準に加え、独自基準も設定するなど、高い水準で行っています。また、全国の会員生協からの「安全」「品質」に関する具体的なお問い合わせに応えたり、国の安全政策の立案に関わったり、様々な視座から品質保証業務に携われることも魅力です。
通販事業の仕事
生協では、家具や衣料品を中心とした商品を、宅配便で直接組合員宅に届ける「カタログ事業」や、お中元などのギフト商品を送り先に届ける「ギフト事業」などを展開。日本生協連はその企画や運営に携わっています。
通販事業業務
カタログ事業やギフト事業で取り扱う商品のバイイング(購入)を行っています。また、その商品を載せる紙面やインターネットサイトの制作・編集業務も、私たち日本生協連内で行っています。さらに、通販事業に関する物流業務も担うなど、自分たちの手で届けることに責任を持っています。
社会貢献や全国連合会としての仕事
通常の会社と大きく異なるのが、この社会貢献や全国連合会としての仕事です。国民の5人に1人が加入する全国312の会員生協。その全国連合会である日本生協連だからこそ果たすことができる支援や交流を行っています。
会員生協の事業及び社会貢献の支援・交流
全国312の会員生協の取り組む事業や社会貢献の方針を立案することも、日本生協連の重要な役割です。また、方針を立てるだけでなく、事業全般の支援や「福祉」「環境保全」「くらしのたすけあい」活動等の推進も行っています。
その他のステークホルダーとの連絡・調整
国内・国外の各種協同組合・諸団体・行政などとの連絡・調整を行っています。生活者である国民の声を国に届ける役割も果たすなど、責任ある仕事に挑戦できます。さらに、国際部では世界に向けた情報発信にも取り組んでいます。
内部管理の仕事
総務や経理、人事、BCPなど、日本生協連という組織を運営する上でのバックオフィス業務です。大きなビジョンや目標のもと、それぞれの専門性を活かしながら働くことができます。