ページ内を移動するためのリンクです

日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

放射性物質に関する検査・調査について

コープ商品の放射性物質自主検査について

2台のゲルマニウム半導体検出器を使用しています。
ゲルマニウム半導体検出器(オルテック社製)は放射性物質から放出されるガンマ線を検出する測定機器です。

日本生協連では東京電力福島第一原子力発電所の事故以来、コープ商品や一般流通品の放射性物質の自主検査を行ってきました。
検査は、以下の商品を中心に計画的に実施しています。

  1. これまでの検査で検出頻度が比較的高い食品や、組合員の関心の高い、飲料水、牛乳、茶葉(緑茶、麦茶など)、乳児用食品を含む子ども向け商品、米、米ぬか使用商品、乾しいたけなど。
  2. 原子力災害対策本部が求める検査対象自治体である17都県の農産、畜産原料を使用した商品、日本沿岸の海産物を使用した商品。

日本生協連商品検査センターは公的な検査機関ではなく、日本生協連が自主的に運営している検査センターです。検査方法については「食品中の放射性物質の試験法について(PDF:471KB)」(厚生労働省医薬食品局食品安全部 平成24年3月)に準じた方法で行っています。

検査結果

日本生協連コープ商品とその原料についての検査結果をお知らせいたします。

家庭の食事からの放射性物質摂取量調査について

日本生協連では、会員生協と協力して、2011年から「家庭の食事からの放射性物質摂取量調査」を実施しています。

この調査は、「ふだんの食事でどのくらい放射性物質を摂取しているのかを知りたい」という声に応えたもので、複数の食品が組み合わされ、加工調理された食事を丸ごと検査しています。科学的な手法により得られた測定値を基に、日々の生活に役立てていただこうと考えています。
家庭でのふだん通りの食事2日分(計6食+間食)を丸ごと1検体として検査を行います。調査結果についてはこちらをご覧下さい。

また、2011~2020年度までの調査結果や全国の生協、組合員とともに取り組んできた内容のご案内についてはこちら(PDF:15.9MB)をご覧ください。

調査結果

パンフレットのご案内

2011年度より放射性物質摂取量調査を開始してから10年間の調査結果に加え、これまで全国の生協や組合員とともに取り組んできた活動をパンフレットにまとめました。

検査手順

1食事の用意ふだん通りの食事をもう一食余分に用意します。

2保管一食分ずつフリージングバッグに入れて、こぼれないように立てた状態で冷凍庫に保管します。

3検査センターへ発送2日分の食事、アンケート、献立調査票、食事の写真、整理番号を梱包して送付します。

4混合検査センターでミキサーで均一に混ぜて、そのうち2リットルを検査試料とします。

5容器に詰める細かくした検体を容器にできるだけ隙間なく詰めます。

6測定検体を詰めた容器を検出器にセットします。1検体の測定時間は約14時間です。

7解析パソコン上で操作して、モニターに表示されたデータから、物質の種類と濃度を解析します。

食品中の放射性物質問題への日本生協連の対応について

日本生協連コープ商品の放射性物質自主検査について