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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

日本生協連のSDGsの取り組み

コープSDGs行動宣言

日本生協連は、2018年6月15日に開催された、第68回日本生協連通常総会にて「コープSDGs行動宣言」を採択しました。
「持続可能な開発目標(SDGs)」について、生協もその一端を担うべく、7つの取り組みを通じてその実現に貢献することを約束する行動宣言です。
日本生協連は全国の生協とともに「コープSDGs行動宣言」の7つの取り組みを通じて、引き続き持続可能な社会の実現を目指します。

コープ商品
「責任ある調達基本方針」

日本生協連はコープ商品「責任ある調達基本方針」のもと、「コープ商品の2030年目標」として、2030年に向けた持続可能な調達目標を設定しました。

コープ商品の2030年目標

農産
  • 主要な農産原材料の産地を指定した仕様指定商品および生鮮農産物について、GAPを導入した生産者からの調達構成比を100%とします。海外農産物はGFSI認証スキームのGAP、国内農産物は国際水準GAPとします。
    (2020年度進捗:62%
  • 農産部門海外農産物におけるGFSI認証スキームのGAP認証を取得した生産者からの調達構成比(金額ベース)
  • 輸⼊⽣鮮農産物における有機JAS、レインフォレスト・アライアンス認証品の調達構成⽐を45%以上とします。
    (2020年度進捗:35%
  • 農産部門海外農産物における環境配慮商品(有機JAS/レインフォレスト・アライアンス)の供給高構成比(金額ベース)
水産
  • ⽔産物を主原料とする仕様指定商品および⽣鮮⽔産物について、MSC/ASC認証商品の拡⼤を重点に、GSSIが認定した認証スキームによる認証品の供給額構成⽐を50%以上とします。
    (2020年度進捗:12.2%(MSC 10.6%、ASC 0.8%、MEL 0.8%)
  • 水産部門におけるMSC/ASCなどの水産認証商品の供給高構成比(金額ベース)
紙・パルプ
  • コープ商品に使⽤する紙(製品・容器包装・段ボール材)の100%を再⽣原料または森林認証品による調達原料とします。
    (2020年度進捗:86.3%
  • コープ商品全体に使用する紙(製品・容器包装・段ボール材)を再生原料使用またはFSC認証品の比率(重量ベース)
パーム油
  • コープ商品に使⽤するパーム油の100%を持続可能なパーム油認証品とし、そのうち50%以上を物理的認証油の調達とします。
    (2020年度進捗:100%を達成
  • RSPO認証パーム油(B&CとMBの合計)を原料に使用した商品比率
プラスチック
  • 容器包材のプラスチックを2016年対⽐25%削減します。
  • 再⽣プラスチックと植物由来素材プラスチックの活⽤を進め、使⽤率を合計で50%以上とします。
    (2020年度進捗:包材に再生プラ・植物プラを使用した商品数 239品番)
  • 植物由来原料の使用にあたっては、ライフサイクル全般における持続可能性に配慮されているものを使用します。
食品ロス
  • コープ商品に由来する⾷品廃棄物を2018年度⽐で50%以上削減します。
    (2020年度進捗:6月末算出予定)

「カタログ事業・キャロット事業」商品
「責任ある調達」指針

日本生協連 通販本部は、「カタログ事業・キャロット事業」商品「責任ある調達」指針のもと、
カタログ事業「くらしと生協」2030年目標として、持続可能な調達目標を設定しました。

カタログ事業「くらしと生協」2030年目標

環境
  • 衣類のコットンのサステナブル原料
構成比50%
  • 衣類のリサイクル原料
30年目標は未設定。2023年度に取り扱いの検討を開始予定
  • 木材原材料の管理確認
適切な管理の確認
  • ダウンリサイクル
    ※特定の商品の回収数/販売数
対象商品を拡大
  • 衣料品リサイクル
30年目標は未設定。2023年度にリサイクル回収の試行予定
  • チラシ原材料削減率
削減率21年比25%
  • チラシ原材料の管理確認
適切な管理の確認
社会(人)
  • 取引先CSRアンケート回収率
回収率98%
  • 通販CSR基準適合比率
製造委託品100%
  • 各社CSR基準適合比率
NB品 50%
  • グリーンバンスメカニズム運用
運用実施
  • 温室効果ガス削減
40%削減(13年度比)
  • 寄付・支援活動
対象支援の継続
いいもの、いっしょに。 SDGs くらしと生協の取り組み 詳細はこちら

日本生協連2024年度SDGs取り組み方針

日本生協連ではコープSDGs行動宣言や「生協の2030環境・サステナビリティ政策」を基に、コープ商品事業・カタログ事業・キャロット事業で「責任ある調達」に関する基本方針等の各種政策や、「人権方針」を策定しました。こうした取り組みをうけ、日本生協連第2期中期方針では「会員生協とともに日本生協連全体で推進するSDGs」を掲げました。また、2024年度方針では「変革実行をSHIFT UP ~SDGsとDXで創る、持続可能な社会と組織~」を基調とし、事業構造や組織の改革を推進し、持続可能な社会と組織の実現に向けてSDGsの取り組みを着実に進めることを掲げました。
コープSDGs行動宣言の7つの柱にそった取り組みと、人権方針の周知や人権に配慮した事業・活動を進めることで、人と社会の両面から持続可能な社会の実現に貢献します。

会員生協とともに日本生協連全体でSDGsを推進します

  • 組織全体でSDGsに関する理解を深め、SDGsを推進します
  • 組織の内外にSDGsに関する情報を発信し、生協の取り組みを広げます
  • 会員生協の取り組みを支援し、生協全体でSDGsを推進します

日本生協連「人権方針」に基づいた学習と人権デュー・ディリジェンスを実施します

  • 日本生協連「人権方針」を組織内に周知し、学習の機会を設けます
  • 人権尊重に向けた重点課題を特定し、予防・軽減策を実施します
  • 会員生協が人権対応を政策に取り入れる支援をします

具体的な方針

「コープSDGs行動宣言[PDF:959KB]」7つの柱に沿って、具体的な方針を定めました。

1

持続可能な生産と消費のために、
商品とくらしのあり方を見直していきます

12 つくる責任つかう責任
1 貧困をなくそう
10 人や国の不平等をなくそう
14 海の豊かさを守ろう
15 陸の豊かさも守ろう
  • エシカル消費対応商品を拡大します
  • 再生・植物由来プラスチックへの切り替えを継続します
  • カタログ・チラシや帳票等の紙使用量を削減します
  • 商品・容器包装等の回収・リサイクルを拡大します
  • 商品・食品廃棄物・ロスを削減します
  • 人権を尊重し環境に配慮した責任ある調達を進めます

2

地球温暖化対策を推進し、
再生可能エネルギーを利用・普及します

7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに
13 気候変動に具体的な対策を
  • 施設・物流におけるCO2排出量を削減します
  • サプライチェーン全体でのCO2排出量の削減策を検討します

3

世界から飢餓や貧困をなくし、
子どもたちを支援する活動を推進します

1 貧困をなくそう
2 飢餓をゼロに
4 質の高い教育をみんなに
6 安全な水とトイレを世界中に
10 人や国の不平等をなくそう
  • 子どもの未来アクションの学び活動を拡大します
  • コアノン「スマイルスクールプロジェクト」を継続します
  • NGO・NPOや他企業等と連携して支援活動も進めます

4

核兵器廃絶と世界平和の
実現をめざす活動を推進します

16 平和と公正をすべての人に
17 パートナーシップで目標を達成しよう
  • 組合員の平和への思いを大切にしながら、核兵器廃絶、被爆・戦争体験の継承の取り組みを推進します
  • 国内・世界情勢に合わせた学習機会の提供等の取り組みを行います

5

ジェンダー平等(男女平等)と多様な人々が
共生できる社会づくりを推進します

5 ジェンダー平等を実現しよう
8 働きがいも経済成長も
10 人や国の不平等をなくそう
  • D&Iの学習を行い、媒体や商品で適切な表現をします
  • 多様性を理解し、多様な人材が安心して働ける職場づくりを進めます
  • 全国生協でのD&Iやジェンダー平等の推進を支援します

6

誰もが安心してくらし続けられる
地域社会づくりに参加します

11 住み続けられるまちづくりを
1 貧困をなくそう
9 産業と技術革新の基盤をつくろう
17 パートナーシップで目標を達成しよう
  • 「すくすく応援団」を通じて「子どもの未来アクション」の活動を支援します
  • 災害支援に関する人づくりの強化等による災害時の対応力を高めます

7

健康づくりの取り組みを広げ、
福祉事業・助け合い活動を進めます

3 すべての人に健康と福祉を
11 住み続けられるまちづくりを
  • 日本乳がんピンクリボン運動への寄付を継続します
  • 健康な食生活に役立つ商品づくりを推進します