生協が目指すもの
日本の生協の2030年ビジョン
「日本の生協の2030年ビジョン」では、SDGsの考え方をベースとしながら生協がめざす姿を描きました。私たちは、生協や協同組合のつながりに加え、行政・諸団体・事業者・個人など、人と人とのつながりから生まれる力を活かしていきます。そして、「つながる力」で次の5つを実現していきます。
生協はこれまでも2020年ビジョン(2011年採択)で「人と人とがつながり、笑顔があふれ、信頼がひろがる新しい社会の実現」を掲げ、様々な取り組みを進めてきました。昨今の災害支援活動などに見られるように、人と人との「つながり」や「たすけあい」は着実に根づき広がっています。しかし一方で、世界の抱える問題はますます深刻になってきています。
日本生協連は、国連が採択した「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現に貢献するための7つの行動を「コープSDGs行動宣言」(2018年採択)として約束しています。このたび策定した「日本の生協の2030年ビジョン」とともに、助け合いの組織として、誰もが笑顔で暮らすことができ、持続可能な社会の実現を目指してまいります。
SDGsと生協は、こちら
生協の21世紀理念
自立した市民の協同の力で
人間らしいくらしの創造と
持続可能な社会の実現を
国際協同組合同盟(ICA)は、1995年のICA 100周年記念マンチェスター大会にて、「協同組合のアイデンティティに関するICA声明」を採択し、「協同組合の定義・価値・原則」を定めました。
これを受けて、日本生協連と全国の生協は、1997年に「生協の21世紀理念(PDF:398KB)」を策定しました。この理念は、何よりも人々の幸せを大切にして行動するという、生協の変わらぬ信条と未来への展望を、凝縮させたものです。