2021年04月09日
ピースアクションinオキナワ~第38回沖縄戦跡・基地めぐり~
オンライン学習講演会を開催しました
日本生協連と沖縄県生協連は、2021年3月26日、沖縄戦の実際の様子と現在の沖縄が抱える基地問題を学び平和について考える機会として、ピースアクションinオキナワ~第38回沖縄戦跡・基地めぐり~ オンライン学習講演会を開催しました。
例年は現地で開催し、全国から沖縄へ組合員が参集していましたが、今年はオンライン企画として実施し、全国から52生協、516人が視聴しました(生協数は3/26までの視聴申込み数、参加者数は3/26配信当日の視聴者数)。
企画前半は、琉球大学教育学部 山口剛史准教授に学習講演をいただきました。ご自身の研究を通して沖縄の子どもたちとどのように学んできたかが紹介され、沖縄戦や米軍基地について考える機会となりました。
後半は、平良啓子さんによる戦争体験のお話と、全国大学生協連学生委員による平和の取り組み報告でした(平良さんのお話は事前収録した映像を視聴しました)。全国大学生協連学生委員からは、コロナ禍で直接集まらずに行われた平和の取り組みとその工夫についてお話がありました。
参加者からは、「平和学習で沖縄について初めて学びました。基地建設に反対する内容や意味を知ることもでき、沖縄の人たちの考えや苦しみがよく伝わり、自分に出来ることは何かを考えさせられました」、「今回平良さんの貴重な体験談をお聴きして、今の平和な日本を私たちで守っていきたいと強く思いました」、「大学生ならではの行動力と発信の仕方、勉強になりました」などの感想が聞かれました。また、「沖縄にはなかなか行くのが難しいので、今回このような企画に参加できてとてもよかったです」とオンライン配信により自宅にいながら参加できてよかったという感想も多く寄せられました。
日本生協連と全国の生協は、「ピースアクション」などの平和への取り組みを通じて、核兵器の廃絶と、平和な社会の実現を目指します。