2017年11月20日
「家庭の食事からの放射性物質摂取量調査」の論文が(公社)日本食品衛生学会から「論文賞」を受賞しました
日本生協連は、2011年度から「家庭の食事からの放射性物質摂取量調査」を継続しております。このたび2011年度~2014年度の調査結果をまとめた論文が、公益社団法人 日本食品衛生学会から2016年度の「論文賞」を受賞しました。2017年11月9日に第113回 日本食品衛生学会学術講演会内で表彰式が執り行われました。
公益社団法人 日本食品衛生学会は、食品衛生に関する研究の連絡・提携及び促進をはかり、あわせて研究結果の普及を行うことにより学術・文化の発展に寄与することを目的としている学会です。
今回論文にまとめた調査は、全国の生協組合員約260名から普段の食事2日分をサンプル提供いただき、検査を行ったものです(陰膳方式調査)。受賞にあたり専門家からは、このような大規模な陰膳方式による放射性物質の摂取量調査は世界的にも例がないと評価いただきました。
今後も調査を継続し、全国の生協・組合員と情報や課題を共有するとともに、参加者に対する調査の意義や調査結果の見方の説明・質疑応答など、放射性物質に関するリスクコミュニケーションを行ってまいります。