2026年07月09日
2026年 お米についてのアンケート調査
お米を買うときに重視することは「国産米である(84.9%)」「銘柄(41.3%)」に次いで「価格が安い(36.7%)」が初めて3位にランクイン
日本生協連は、今春に実施した「お米についてのアンケート調査」の結果を取りまとめましたのでご報告いたします。
令和7年産米は、少雨渇水や猛暑を乗り越え、想定に反して豊作基調となりました。統計上、米不足は解消され、民間在庫量も十分な水準まで回復しています。しかし、「令和の米騒動」による市場の不安から、流通段階での集荷競争は激化しました。価格高騰が続いたことで米の消費減退を招き、現在は「量は十分にあるが高価格」という需給のギャップが生じています。今後は、国内の需給は一転して緩和する見通しです。
日本生協連では引き続き、主食であるお米の利用実態の把握と組合員のくらし支援、および産地応援に役立てるため、全国の組合員を対象としたWEBアンケートを実施しました。
(調査期間:2026年3月12日~3月16日、有効回答数:7,165件)
調査結果の主なトピック
■1日に1回以上お米を食べている人は全体の95.1%と前回調査よりわずかに増加。
各家庭でお米を食べる頻度は、「1日に2回程度(50.0%)」が最多となり、次いで「1日に1回程度(27.5%)」「1日に3回以上(17.6%)」の順となりました。あわせて全体の95.1%が1日に1回以上お米を食べていることが判明しました。前回調査と比較すると、「1日に2回程度」は1.0ポイント減少、「1日に3回以上」は0.8ポイント増加、「1日に1回程度」は0.6ポイント増加しており、1日にお米を食べる頻度は前回調査時よりもわずかに増加しました。
■お米を買うときに重視することは「国産米である(84.9%)」「銘柄(41.3%)」に次いで「価格が安い(36.7%)」が初めて3位にランクイン。
お米を買うときに重視することについて尋ねたところ、1位「国産米である(84.9%、前回比1.5ポイント増)」、2位「銘柄(41.3%、前回比3.3ポイント増)」、3位「価格が安い(36.7%、前回比4.9ポイント増)」となり、いずれも前回より増加しました。調査開始以降初めて、「価格が安い(36.7%)」が「産地(33.7%)」を上回って3位にランクインしました。一方で、価格上昇が続いたときに重視しなくなることについて尋ねたところ、「銘柄(35.3%、前回比1.1ポイント増)」「産地(22.4%、前回比0.5ポイント増)」「国産米である(18.8%、前回比3.1ポイント減)」が上位にランクインしました。米価の高止まりが続いていることから、銘柄や産地のこだわりよりも、手にとりやすい価格を求める傾向があると考えられます。
■今後も購入し続けられると思うお米の価格は「精米5kgあたり3001円~3500円(22.6%)」が最多。
今後も購入し続けられると思うお米の価格については、精米5kgあたり、「3001円~3500円(22.6%)」「2501円~3000円(21.0%)」「3501円~4000円(20.5%)」「2001円~2500円(13.7%)」が回答の上位にランクインしました。前回調査と比較すると、「3500円以下」の回答割合はやや増加し、反対に「3501円以上」の回答割合はやや減少しました。今後は市場の需給緩和が見込まれており、より手頃な価格でお米が購入できるようになることへの期待感が、回答結果に反映されたものと推測されます。
■お米の代わりによく食べるようになったものは「ない(73.4%)」が多数派。一方で「ある(26.6%)」も増加傾向にあることが判明。
お米の代わりによく食べるようになったものがあるかを尋ねたところ、「特にない・今までと変わらない(73.4%)」が多数派を占めた一方、「お米の代わりによく食べるようになったものがある(26.6%)」にとどまりました。しかし、前回調査と比較すると「ある」の回答は2.8ポイント増加しています。「ある」と回答した人に具体的な品目を尋ね、回答内における各単語の登場回数を分析したところ、「パン(27.1%)」「パスタ(16.9%)」「うどん(15.7%)」が上位となりました。
「食パン・菓子パン・パン類」「うどん・饂飩・冷凍うどん」「パスタ・スパゲティ・スパゲッティ」のように、表記が異なる場合でも意味が近似のものは、同じ単語として集計
