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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2026年10月08日

パナマ共和国での国際協同組合同盟(ICA)総会・世界会議・関連会議に参加しました

 2026年9月13日~17日、パナマ共和国の首都パナマシティで、ICA総会、世界会議および関連会議が開催されました。
 テーマは「橋を架ける:世界平和への協同組合の貢献」(Building Bridges: Cooperative Contributions for a Peaceful World)で、80カ国から約1,100名が参加しました。

 日本生協連からは新井ちとせ会長が出席し、総会では投票者として議決や選挙に参加したほか、世界会議閉会式や協同組合文化遺産の認定式で登壇しました。

 ICA総会では、2025年度の活動や2026年の事業計画の報告のほか、4年に一度のICA会長およびグローバル理事の選挙が行われました。ICA会長には、現職のアリエル・グアルコ氏(アルゼンチン)が立候補し、信任されました(3期目)。グローバル理事には24カ国から24名が立候補し、15名の理事が選出されました。日本からは、神農佳人JA全中会長(JCA会長)が新理事として当選しました。

 世界会議では、政府や国際機関、協同組合関係者が集い、テーマである「橋を架ける」や「平和」を軸に、持続可能な開発や社会的結束、平和の実現に向けた協同組合の役割と多様な主体との連携について、講演やパネル討論が行われました。アリエル・グアルコICA会長は、協同組合が「積極的平和」を実現する重要な主体であると強調し、会議では、協同組合が地域経済の強化や包摂的な社会づくりを通じて平和に貢献できることが確認されました。

アリエル・グアルコICA会長
開会式の様子

 世界会議の閉会式には、新井会長が登壇し、日本の生協の平和活動を紹介しました。続いて、日本の協同組合からの参加者とともに「平和の鳩」の折り方を紹介し、会場の参加者と平和への祈りを込め、折り紙で鳩を折りました。

日本の生協の平和活動を紹介する新井ちとせ会長
折り紙の『平和の鳩』を手にする参加者

 加えて、世界会議の中では、ICAが2025年に開始した「協同組合文化遺産(Cooperative Cultural Heritage)」認定事業について、2025年に登録された文化遺産の認定式が行われました。協同組合文化遺産は、協同組合のアイデンティティが具現化された有形・無形の遺産を体系的に特定、記録、保護することを目的としています。

 2025年の第一次認定リストには、「日本の協同組合の父」と評される賀川豊彦に関する施設の一つである鳴門市賀川豊彦記念館(徳島県鳴門市)が含まれており、今回、新井会長が代理で認定式に出席しました。また、2026年の第二次認定リストに、賀川豊彦に関する施設として、賀川記念館(兵庫県神戸市)、コープこうべ協同学苑史料館(兵庫県三木市)、賀川豊彦記念松沢資料館(東京都世田谷区)、本所賀川記念館(東京都墨田区)の4施設が追加され、ICAのホームページで公開されました。

認定式でスピーチする日本生協連新井会長