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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2025年09月09日

こども参観日 ~商品検査センター~

 2025年7月25日、日本生協連の商品検査センターでこども参観日を開催し、職員とその小学生の子どもたち19人が参加しました。こども参観日は親子ともに日本生協連について理解を深め、子育て応援・職員のエンゲージメント向上を目的に開催しています。商品検査センターでは2度目の開催で、「色づく」「凍る」「測る振る」「数える」の4つをテーマにした科学の不思議を体験するプログラムを用意しました。

集合写真

 参加者からは、「牛乳と砂糖と塩と氷だけでアイスが作れることにびっくりした」「冷凍室に入ってタオルを凍らせる実験が楽しかった」「お母さんの職場にはたくさん機械があることがわかった」などの声がありました。

 日本生協連は今後も職員のエンゲージメント向上、部署を超えた関係性の構築、子育て応援などに取り組んでいく予定です。

実施内容

  • 「色づく」がテーマの時間
     食品から色素を抽出し、ポリアミドビーズに吸着させて、人工着色料と天然色素を識別する実験にチャレンジしました。「コープ商品の方はビーズに色が残らないね、こっちのしば漬はビーズがきれいなピンク色になった!」などの声がありました。ビーズは記念品として持ち帰りました。
  • 「凍る」がテーマの時間
     今年も-20℃の冷凍倉庫内で濡らしたタオルを振り回しました!タオルが凍って固まる様子に子どもたちは大興奮!-20℃でも凍らない過冷却水も紹介。ペットボトルに衝撃を与えると、中の水が一瞬で凍りつく様子に歓声が上がりました。
  • 「測る振る」がテーマの時間
     脂質を測定する分析機器を使って、牛乳の脂肪分を測定。作業は子どもたちで分担しました。次に、食塩と氷による凝固点降下の原理を利用して、アイスクリーム作りにも挑戦しました。氷と塩を混ぜて-10℃以下となったところへ、牛乳と砂糖を入れた袋を投入して5分間シェイク。「冷たい!」「おいしい!」と歓声が上がる中、完成したアイスは種類別では「アイスミルク」に分類されることなど、表示についても学びました。
  • 「数える」がテーマの時間
     CO・OP 乳酸ドリンク1本に、生きた乳酸菌が何個いるのかを調べました。シャーレ内に培養した乳酸菌のコロニー(集落)を数取器でカチカチと数えます。1本65mLあたりに換算すると、なんと100億個も入っていることが分かって子どもたちはびっくり。微生物についての学習や、検査に使う機器の操作も体験しました。