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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2020年07月22日

日本生協連の施設で太陽光自家消費発電モデル開始

 日本生協連は、2020年4月、広島冷蔵流通センターにおいて自家消費型太陽光発電を開始しました。
 これまでのFIT制度(固定価格買取制度)(※1)による売電とは異なる、自家消費型の発電は、FIT制度開始以降、日本生協連としては初めての試みです。
 FIT価格が低下傾向にあり、売電の環境も厳しくなる中、「電気を買うより、創り、使うことによる経済的メリット」を追求しながら「CO₂排出量の削減」をめざすモデルとして計画を進めてきました。

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年間発電量約56万kWhの設備を備えています

 この太陽光発電による年間発電量(見込み)は、広島冷蔵流通センター全体の年間消費電力量の約18%に相当します。
 2020年4月~6月合計の発電量の実績は、ほぼ計画通りの183,648kWhで順調に稼働しており、年間で240t-CO₂(※2)のCO₂の排出削減が期待されています。
 日本生協連は、今後も自家消費型の太陽光発電設備を拡げていきます。



※1 FIT制度(固定価格買取制度)...再生可能エネルギーによって発電した電気を一定期間、既存の電力会社が購入することを義務付けた仕組みで、電力会社がこの電気を買い取る費用の一部を利用者全体から徴収しており、コストが高い再生可能エネルギーの導入を推進しています。

※2 t-CO₂...温室効果ガスの発生量(重量t)を表す単位