2020年07月01日
再生可能エネルギーで発電されたFIT電気100%を「地産地消」で供給
日本生協連の子会社である(株)地球クラブは、再生可能エネルギーの発電と利用を一体的に推進するために、東北・関東・中部エリアにおいて、太陽光・風力・バイオマスなどによる再生可能エネルギーの調達・供給を中心とした電力事業を展開しています。
2020年3月、いわて生協の以下の2施設で使用するすべての電力を、いわて生協が自ら出資する地元の再生可能エネルギー発電所で発電したFIT電気(※)に切り替えました(定期点検等の発電停止時除く)。
●コープ花巻あうる店(花巻バイオマスエナジーのFIT電気100%供給)
●久慈センター(野田バイオパワーJPのFIT電気100%供給)
これは、地元で発電された電気を地元で消費する、電気の「地産地消」という意味もあります。
使用する電気をすべて(株)地球クラブが供給する再生可能エネルギーで発電されたFIT電力で賄っている施設は、すでにコープみらい(本部:さいたま市)でも3店舗あり、地球クラブでは、日本生協連の「原子力発電に頼らないエネルギー政策の実現と持続可能な社会を目指す」立場に従って、今後同様の施設を増やしていく予定です。
※FIT電気:再生可能エネルギーのうち、国の定めるFIT(固定価格買取制度)を適用する電気がFIT電気です。FIT電気は、賦課金を通じた国民全体の負担により賄われているものであり、他の再生可能エネルギーと異なり、火力発電による電気なども含めた全国平均の電気のCO2排出量を持った電気として取り扱われます。