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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2020年02月28日

「子どもの未来アクション活動交流会」を開催しました

 日本生協連は2月14日、「子どもの未来アクション活動交流会」をコーププラザ(東京都渋谷区)で開催しました。

 子どもの未来アクションは、貧困をはじめとする子どもの問題を、身近な地域の問題としてとらえ、学び、考えることから、共感の輪を広げていく活動です。

 2018年4月にキックオフしたこの取り組みですが、2019年の8月~10月にかけて開催したアンバサダー講習会をはじめ様々なイベントでの広報活動を通じて大勢の方にアンバサダーとなっていただき(2019年12月時点:アンバサダー登録者数約500人)、全国のアンバサダーが各々の問題意識や活動フィールドで学習活動を進めています。

 2020年度は現行プロジェクトの3年目となり、最終年度を迎えるにあたり、これまでの活動、取り組みを振り返る機会を作る目的で、この度の活動交流会を開催いたしました。
 
 日本生協連社会・地域活動推進部より全体状況報告の後、子どもの未来アンバサダーの活動事例報告が行われました。会場の様子はライブ配信されており、報告者の発言に対して、リアルタイムに意見が反映され、意見交換が活発に行われました。
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会場の様子と取り組み状況報告

 

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こどもの未来アンバサダー活動事例報告

 

 その後、日本大学文理学部教育学科教授 末冨芳氏より『「成長期」の子どもの貧困対策を考える』と題した基調講演が行われました。末冨氏は教育学を専門とされており、こどもの教育支援の前に大前提として生活基盤を支えることの重要性や子どもの貧困のゴールはすべての子どもの幸せが実現することなどを述べられました。

 
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日本大学文理学部教育学科 末富氏の講演の様子

 

 最後に「アンバサダーの活動から産まれるものとは」をテーマにパネルディスカッションが行われました。コーディネーターにはNPO法人新座子育てネットワーク代表の坂本純子氏を迎え、パネリストのみなさんとの活発なディスカッションの中でNPO法人山口せわやきネットワーク こども明日花プロジェクトの杉山美羽氏は「知ってしまったからには何かしないと」と訴えました。

 

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パネルディスカッションの様子

日本生協連は助け合いの組織として、他団体と協力しながら子どもの貧困問題について積極的に取り組んでまいります。