2019年08月22日
「子どもの未来アンバサダー講習会2019」(東京会場)を開催しました
日本生協連は2018年から、貧困をはじめとする子どもの問題を学び、考えることから共感の輪を広げていく「子どもの未来アクション」プロジェクトに取り組んでいます。そのプロジェクトの一環として、「子どもの未来アンバサダー講習会2019」を8月1日に東京会場で開催しました。
「子どもの未来アンバサダー講習会」は、各地で学習会を開く講師(アンバサダー)に興味がある方や、子どもの貧困問題に関心がある方向けの企画で、全国5会場(東京、福岡、愛媛、愛知、宮城)で開催しています。
講習会には50人を超える方が参加しました。日本生協連の開会あいさつの後、NPO法人 新座子育てネットワークの坂本純子様より、学習活動を行う際のポイントレクチャーと模擬学習会が行われ、参加者は子どもの貧困問題への理解を深めることができました。
続いて、東京都板橋区の委託事業として子どもの居場所づくり活動支援事業を行っている社会福祉法人 板橋区社会福祉協議会の阿部邦康様が登壇されました。阿部様からは昨年の講習会の受講を活かし、地域の学校との連携や新聞の折り込み広告の活用など、アンバサダーの活動上の工夫を紹介いただきました。
また、参加者からの報告では、埼玉県との連携や社会課題解決に取り組む民間企業の事例など、多彩な意見交流が行われました。
【8月1日 東京会場での様子】
日本生協連は、2021年3月までの目標として、1000回の学習会開催(8月1日現在90回)と1000人のアンバサダー登録(同374人)を掲げています。助け合いの組織として他団体と協力しながら、子どもの貧困問題について引き続き積極的に取り組んでまいります。