2019年12月24日
「CO・OPコアノン スマイルスクールプロジェクト」
第9期募金贈呈式を開催しました
日本生協連は、2010年11月1日から「CO・OPコアノン スマイルスクールプロジェクト」を実施しています。このプロジェクトは、トイレットペーパー「CO・OPコアノンロール」や「CO・OPワンタッチ芯までロール」などを1パックご購入いただくごとに1円の募金を積み立て、ユニセフを通じて、アフリカのアンゴラ共和国で「子どもにやさしい学校づくり」を支援するために使われます。
このプロジェクトの第9期(2018年11月1日~2019年10月31日)では、各地の生協が宅配カタログの紙面や店舗での利用を呼びかけ、「CO・OPコアノンロール」や「CO・OPワンタッチ芯までロール」などを合計約1,119万パックご利用いただきました。ご協力ありがとうございました。
日本生協連は、2019年12月17日、ユニセフハウス(東京都)において第9期募金贈呈式を開催しました。本プロジェクトに賛同いただいているコアノン会(コアノンロール製造7社の集まり)と春日製紙工業(株)からの代表者が参加する中、日本ユニセフ協会 早水研専務理事に、この1年間に集まった募金額約1,119万円の目録を贈呈しました。
開会にあたり、日本生協連専務理事の藤井喜継は、「近年は、SDGsという国連が掲げた持続可能な開発目標として、17の目標が掲げられました。誰一人取り残さないという大きな目標に向かって、世界中、日本中が取り組んでいます。『CO・OPコアノンスマイルスクールプロジェクト』は、その第1の目標である、『貧困をなくす』、第4の目標、『質の高い教育を』、第6の目標、『安全な水とトイレを世界中に』という3つの目標に沿った取り組みと言えます。世界の子どもたちの現状は、紛争や自然災害により非常に厳しいものとなっています。少しでも良い方向に向かえるよう、ユニセフとともに可能な支援を引き続き考えていきたいと思います。」と述べました。
日本ユニセフ協会 早水研専務理事からは、「アンゴラでは内戦終結後、新たな国づくりに着手してきました。教育の整備は未来の国づくりに直結いたします。子どもにやさしい学校づくりを根付かせるために、今後もプロジェクトの支援継続をお願いできればと思っています。」とお礼の言葉をいただきました。
日本生協連と日本ユニセフ協会は、本プロジェクトを2022年10月まで継続することを合意しています。今後も、1:学校への適切な給水・衛生施設の設置、衛生教育の研修の実施、2:子どもを中心とした教育に関する教員研修の実施、3:学校運営強化・地域参加促進のための研修実施と学校改善計画の整備、という目標を持ち、アンゴラの「子どもにやさしい学校づくり」を支援する予定です。