2018年11月29日
ケニアの協同組合同盟の視察団が生協を訪問しました
2018年11月8日、ケニア協同組合同盟(CAK)の視察団13人(協同組合リーダー、自治体役員、自治体議員で構成)が日本生協連本部(東京都渋谷区)とコープみらい(本部:さいたま市)の施設を訪問しました。
CAKは、ケニアの協同組合連携組織で、1万4,000団体が加盟しています。今回の視察は、日本生協連が毎年受け入れている国際労働機関(ILO)協同組合リーダー視察研修の参加者の提案で企画され、日本の協同組合の活動を学ぶことを目的としています。生協以外の協同組合の訪問を希望されたことから、今年4月に設立された日本協同組合連携機構(JCA)が日本の代表受け入れ組織となりました。
視察団は、まず日本生協連で日本の生協の概要について説明を受けました。その後、コープみらい 南浦和店と店舗に隣接するデイケアセンターを訪問しました。デイケアセンターでは、利用者と一緒に体操の体験を通じて交流を深めました。
ケニアでは小売を担う小規模の生協組織はあるものの、チェーンストア展開をしている生協店舗や協同組合が運営する介護施設はまだありません。視察団の皆さんからは「日本の事例を学び、非常に勉強になった。帰国後自国の協同組合の発展に役立てたい」などの感想が述べられました。