日本生協連は1991年から、アジアの生協のマネジャーが日本の生協の事業や活動について学ぶ研修を行っています。

 

　2018年7月16日～7月29日までの14日間、アジア3カ国の生協マネジャー5人が来日し、コープデリ連合会（本部：さいたま市）と、みやぎ生協（本部：仙台市）で、店舗事業を中心に日本の生協事業の研修を受けました。

 

　フェアプライス生協（シンガポール）、シリーワラナ生協（インド）、ドゥレ生協連合会（韓国）から参加した研修生の皆さんは、それぞれ所属する生協で、店長や副店長、本部の畜産・水産チームマネジャーとして活躍している方々です。今回の研修では、講義や店舗実習、施設見学を通じて、生協の事業や活動を通じた地域・社会・世界への貢献、店舗事業の生産性向上、組合員の声を事業や活動に反映させる仕組みや職員教育、生産者と消費者をつなぐ産直などについて、幅広く学びました。

 

　コープデリ連合会では、生協が取り組む福祉事業について学ぶため、サービス付き高齢者向け住宅を見学した後、コープみらい（本部：さいたま市）の店舗を視察しました。