2018年04月09日
第2回 食生活ジャーナリスト大賞でジャーナリズム部門「特別賞」を受賞しました
日本生協連は、食生活ジャーナリストの会(略称:JFJ)が主催する「第2回 食生活ジャーナリスト大賞」において、ジャーナリズム部門「特別賞」を受賞し、2018年3月28日、表彰式が執り行われました。
「食生活ジャーナリスト大賞」は、消費者の環境を意識した商品選択、企業の環境改善努力による持続可能な社会の形成に大きく寄与した企業・団体などの優れた取り組みを表彰する制度です。
このうち、ジャーナリズム部門は、食の分野でジャーナリスト(媒体も含む)として、注目すべき業績を残した者、または将来性に富む業績を残しつつある者を表彰するもので、今回は日本生協連が行っている「家庭の食事からの放射性物質摂取量調査」が選出されました。
今回の受賞にあたっては、東京電力福島第一原子力発電所の事故が発生した2011年から、全国19都県の約250世帯(年度により世帯数は異なる)の2日分の食事に含まれる放射性物質の測定結果を毎年公表し、主要メディアがあまり報じなかった一般家庭の食事に含まれる放射性物質の科学的な情報発信に努めてきたことが評価されました。なお、2011~2014年の調査結果は、日本食品衛生学会から「論文賞」を受賞しています。
日本生協連では、今後も調査を継続し、全国の生協・組合員と情報や課題を共有するとともに、参加者に対する調査の意義や調査結果の見方の説明・質疑応答など、放射性物質に関するリスクコミュニケーションを行ってまいります。