毎年8月に行われる「ピースアクションin ヒロシマ」。
2016年8月5日には全国からたくさんの子どもたちが参加して「子ども平和会議」が開催されました。
会議では「平和」について真正面から取り組む子どもたちの姿がありました。
原爆のこと、戦争のこと、学ぶほどに真剣な顔つきになっていく。
大事なことから目をそらさないで、いろんな想いに耳を傾けて、ちゃんと知ってほしい。
「子ども平和会議」はそんな思いから始まりました。
争いごとをなくすために、私たちができることは?
「まちがっていたらちゃんと謝る」「自分がされて嫌なことはしない」
たくさんの意見にハッとしたり、共感したり。普段の生活の中でもできることがたくさんありました。
自分の想いを自分の言葉で、少しだけ勇気を出して誰かに届けよう。
戦争の悲しい歴史が教えてくれたこと。
一人でも多くの人に伝えられた分だけ、平和な世界が広がっていくはずだから。
今も世界のあちこちで争いごとが起きて、誰かが傷ついている。
「相手の気持ちを考えて、助け合うことが大事だね」
一人では難しくても、みんなが一緒ならきっとできると気が付きました。
最後の最後までしっかり考えて「自分の言葉」を見つけようとする子どもたち。
希望を探すまなざしがとっても頼もしく感じられます。
まっすぐな想いや言葉をつないで、けずって、ひとつに。
「いろいろな考え方を持つ人や、いろいろな国の人とも手をつなぎあって明るい未来を築けるようにしていきます」
たくさんの想いを受けとった子どもたち。
平和への想いをちゃんとバトンタッチしていけますように。