2024年01月12日
昔の「あんか」が小さい「こたつ」 になった!?
光熱費の高騰にも負けない!「一人用こたつシリーズ」大ヒットで
2018年販売開始から累計43,000台を突破
日本生協連の通販部門、生活雑貨・衣料のカタログ「くらしと生協」は、冬のお困り対策として暖房家電の取り扱いを増やし、その中でも「一人用こたつシリーズ」が売上を伸ばし、2018年より販売開始から累計43,000台を突破しました(2023年11月28日時点)。2018年度は「こたつ」カテゴリーにおける売上金額構成比が約10%でしたが、2023年度には40%以上となり、近年ますます「自分の身の回りだけを温める」という家電に注目が集まっています。
今注目を集める「小型、省電力暖房」
「くらしと生協」は、購入者の声の分析結果から、2018年度から「小型、省電力暖房」に着目しました。個人の体質、家の構造、生活環境などによりフィットする家電製品が着目されている中、コロナ禍で「おうち時間」という過ごし方、昨今の光熱費の値上げにより「節電」の視点も加わり、「持ち運べるこたつ」として「一人用こたつシリーズ」が選ばれるようになりました。
11月に実施した「冬のお困りごと」についてのアンケート結果では、「光熱費が高い」こと、家中の「寒さに悩んでいる」という回答が続きました。(調査日:2023/11/9~2023/11/16 協力:ミルトーク 回答者数1,237人 複数回答あり)
「くらしと生協」では座卓タイプに加え、リビングテーブルのように使えるハイタイプこたつ、一人だけの足元を温める一人用タイプなどのこたつを取り扱っています。
一人用こたつシリーズの特徴
光熱費の高騰や、世帯人数の減少により『部屋全体を温めるより自分だけを温める』という理由でヒットしているおひとり様こたつ。省電力故にメイン暖房ほど急激な暖かさはありませんが、じんわり伝わる温もりがあります。くらしと生協で取り扱っているのは大きく分けて2タイプです。
- ①毛布やふとんをかけてじんわり温める、昔ながらのあんかを再現したようなミニこたつ
- その昔「あんか」や「置炬燵(おきごたつ)」と呼ばれていた火入れして温まる道具をヒントに、電気と木枠で再現され、まさに一人一人を温めるパーソナル暖房として注目を浴びています。部屋全体を温めるよりも自分だけを温めた方が電気代を抑えられ、1時間当り約1.4円(強)、約0.6円(弱)とリーズナブルです。
- お手持ちの生地や毛布をかけて足元を温めます。ふとんの中に入れてあんか代わりにもなります。ほんのり暖かい商品なので、生地の種類・大きさ・掛け方によっても暖かさが変わります。生活の形に合わせてお気に入りの生地を見つけるのも楽しみです。
- ②ダイニングテーブルが自分専用のこたつに
- 定番のこたつとして思い浮かぶのはちゃぶ台のような形状にカバーをかけたもの。しかし「大きすぎる」や「低すぎる」という理由で使用をやめてしまったという方もいました。そのような方のために『ダイニングテーブルの高さで』『自分だけのひざ元を』『作業もできる天板の広さで』というこたつをご用意しました。冬はこたつに、夏はミニデスクとして使用できます。
「くらしと生協」は組合員の声を商品企画につなげています。今後もくらしを上手に工夫し、毎日をちょっとずつ新しくしていく商品を紹介してまいります。