日本生協連は、2022年度上期業績について取りまとめましたので発表いたします。

地域生協：全国主要地域生協の供給高は物価高騰の影響を受けるもコロナ以前と比較し伸長傾向

　日本生協連が全国65主要地域生協の2022年9月度の供給高（売上高）の速報をまとめたところ、総供給高は2,370億2,600万円（前年同月比97.9%）となりました。5月までは3カ月連続で2021年度を上回る業績となりました。6月以降は物価高騰による買い控えの影響を受けましたが、新型コロナ感染症拡大前となる2019年度と比較して伸長傾向にあります。

①宅配事業：上期供給高2021年比は99.1％、2019年同時期比111.9％。前年割れも、外出機会などの増加により衣料品が伸長。

　2022年度上期（3月21日～9月20日）の宅配事業供給高は、2021年比99.1%、2019年同時期比111.9%となりました。3月22日にまん延防止等重点措置が全面解除され、在宅時間短縮の影響が懸念されたものの、5月までは3カ月連続で前年超えとなりました。6月以降は物価上昇の影響を受け、前年割れが続きましたが、部門別では3年ぶりとなる行動制限のないお盆休みなど、外出機会の増加などにより衣料品が伸長しました。

②店舗事業：上期供給高2021年比は97.8％、2019年同時期比は102.7％。上期を通じて総菜が伸長。

　2022年度上期（3月21日～9月20日）の店舗事業供給高は、2021年比97.8%、2019年同時期比102.7%となりました。コロナ渦でのまとめ買いや内食・中食需要が落ち着いてきたことなどや、3年ぶりに行動制限のない大型連休を迎え、外食や行楽需要の回復などが影響しましたが、総菜が継続して伸長傾向にあります。

日本生協連：上期総供給高は2,204億円（2021年比99.7％、2019年比112.9％）と好調に推移

　日本生協連の上期総供給高は2,204億円（2021年比99.7％、2019年比112.9％）となりました。
　コープ商品事業供給高は特に冷凍食品（冷凍麺や畜産）、飲料、加工食品（食用油、カップ麺、袋麺、即席スープ）が好調となり、1,744億円（2021年比100.3％）となりました。またNB商品を主とした家庭用品や消耗品の供給を行うキャロット事業は、台風、豪雨対策品、DIY関連が好調でしたが、他部門が厳しく178億円（2021年比94.2％）でした。そのほか、カタログ事業供給高は264億円（2021年比99.8％）となり、衣料、家庭用品ともに好調でした。ギフト事業供給高は夏のギフトが好調でしたが他の企画が苦戦し17億円（2021年比95.1％）となりました。

2022年度上半期 組合員の激推し！思わず誰かに教えたくなるコープ商品熱量ランキング

　コープ商品は、日々の商品開発や改善について、組合員から寄せられた『声』をもとに行っています。上半期に寄せられた、誰かに教えたくなる激推しのコープ商品を集計し、熱量ランキングにしました。ランキング結果には組合員の熱い思い入れのあるちょっと意外なコープ商品がランクインしました。
※熱量＝組合員の「良かった・美味しかった」などの声の件数÷供給数量（売上数量）（2022年3月21日～9月20日集計）
※声の件数・供給数量などの諸条件をクリアした商品のランキングとなります

コープ商品熱量ランキング上位3商品について

※商品の取り扱いについては地域によって異なります

• 第1位：「CO・OP カリッと！いわしくん　27g×5袋」

いわしのすり身に黒ごま、でんぷんを練り込み油で揚げました。塩で味付けしたカルシウム入りのおさかなのスナックです。

＜組合員からの声＞
「味も美味しいし、食感も良く、ハマってしまいました」
「めちゃくちゃハマってます！！家族もハマりました！他には無い歯応えで、味もとっても好みです。リピートまとめ買いしています。カルシウムもごまも摂れるなんて最高です」

• 第2位：「CO・OP とりとんボール（国産鶏肉・豚肉使用） 470g」

• 第3位：「CO・OP 冷凍　国産大豆のカット絹豆腐　500g」

関連情報

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