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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2018年09月06日

豪雨被災地支援 生協職員の活動報告
~真備町避難所へおかやまコープの夕食宅配「たべてん便」のお弁当をお届け~

 西日本地域に甚大な被害をもたらした「平成30年(2018年)7月豪雨」により、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 日本生協連は、現地の地域生協、県ごとの生活協同組合連合会とともに、被災地支援に向けた活動を行っており、現在は、豪雨直後の緊急物資支援に続き、生協職員による人的支援を継続的に実施しています。

 その中から各地域生協でのボランティア派遣やその他の活動の一部をお知らせいたします。

 今回は、おかやまコープが作成した「がんばろう 岡山」のロゴへの想い、おかやまコープの夕食宅配弁当「たべてん便」の真備町避難所へのお届け、岡山・広島両県のボランティアセンター運営支援員の派遣状況などをお伝えします。

「がんばろう 岡山」のロゴに継続支援の想いを込めて(おかやまコープ)

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 おかやまコープは西日本豪雨で被災された方に寄り添い、一日も早い復旧・復興を願って「がんばろう 岡山」のロゴを作成しました。これからも被災地を忘れず、継続した支援を行っていくという想いを込めています。

倉敷市真備町の避難所、岡田小学校へ夕食宅配「たべてん便」のお弁当をお届け(おかやまコープ)

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「たべてん便」のお弁当

 おかやまコープは倉敷市からの要望に応え、8月1日から19日までの期間、真備町の避難所である岡田小学校へ、栄養に配慮した日替わり弁当約500食のお届けを行いました。避難所の食事はおにぎりやパンが中心でしたが、避難所の方からは野菜が多く取れると好評をいただきました。

 さらに8月20日からは、管理栄養士が考えたメニューをお弁当にした夕食宅配「たべてん便」のお弁当をお届けし、より栄養バランスに配慮した食事を提供しています。

 

岡山編:岡山県倉敷市災害ボランティアセンター運営支援員の派遣状況(おかやまコープ、全国の生協から)

 おかやまコープでは7月18日から職員2人が岡山県倉敷市災害ボランティアセンター(VC)のサテライトやた(倉敷市真備支所)の運営支援に加わり、8月3日から9月4日までの期間は職員をさらに2人増員して4人で支援にあたりました。4人のうち2人がサテライトやたに、もう2人が倉敷市災害VC本部に派遣され、被災者に必要な物資の調査・調達の役割を担いました。

 なお、おかやまコープからの支援と並行して、7月21日から全国生協職員が2人ずつ5日間に渡り運営支援を行いました。さらに8月10日から9月4日までの期間は、支援者を常時8人に増員して支援活動を行いました。
 ※サテライトやたは、社会福祉協議会、ピースボート災害ボランティアセンター、生協の3者の協働で運営されています。

 最終的に全国生協職員のサテライト運営支援員は30生協から延べ200人以上となり、支援に参加した職員からは「真備のことをいつまでも忘れないし、また訪れたい」との声が寄せられています。

サテライトやたに飲料水を運ぶおかやまコープ職員
サテライトやたに飲料水を運ぶおかやまコープ職員
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生協職員による朝のトイレ掃除
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ボランティアの長靴の泥を落とす支援者

 

広島編:ボランティアセンター運営支援員や看護師の派遣状況(全国の生協から)

 7月30日から9月3日の期間、全国の生協職員が2名ずつ5日間に渡り交代で広島県内のボランティアセンター運営支援を行いました。この支援には、これまで16生協・事業連合より延べ50人以上が参加しました。

 また、日本医療福祉生活協同組合連合会を通じた看護師の支援派遣も行っており、9月3日までに21生協から延べ67人の看護師を派遣しました。看護師の支援派遣は、広島県生活協同組合連合会からの要請によって10月1日まで延長されることになり、14生協から14人が派遣される予定です。

 なお、9月末までボランティアバス等によるボランティア活動の作業員派遣を全国生協に呼びかけています。

 

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広島県生協連のセンター長、支援者、現地コーディネーター

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ボランティアが使う長靴を整理する様子
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派遣された看護師によるボランティア活動

 日本生協連と全国各地の生協では、今後も、被災地域の皆さまのくらしの一日も早い復旧に向けて支援活動を進めてまいります。