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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2018年08月10日

豪雨被災地支援 生協職員の活動報告
~宇和島市、倉敷市真備町での避難所へ、夕食弁当供給始まる~

 西日本地域に甚大な被害をもたらした「平成30年(2018年)7月豪雨」により、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 日本生協連は、現地の地域生協、県ごとの生活協同組合連合会とともに、被災地支援に向けた活動を行っています。現在は、豪雨直後の緊急物資の支援に続き、人的貢献にむけた活動も活発化しております。その中から各地域生協でのボランティア派遣やその他の活動の一部をお知らせいたします。

 今回は、広島市安芸区への看護師派遣、コープえひめ・おかやまコープの避難所への夕食弁当供給、コープえひめでの復興支援ステッカーの配送車添付の様子をお伝えします。

広島市安芸区のボランティアセンターへの看護師派遣の活動

 広島県生協連を通じた、生協の看護師派遣は、7月26日からスタートしています。初日は、8時半の全体オリエンテーションに参加し、ボランティア向けの体調管理、作業注意、熱中症予防、写真撮影禁止などのレクチャーを受けました。 その後、ボランティアと中野サテライトにバスで移動し、2人で作業場所に地図を片手に 自転車で巡回し、ボランティアに声をかけながら、体調をチェックしました。酷暑の中、また慣れない環境の中、13時まで活動しました。

 翌日は、被害の大きい安芸区上瀬野の清山(せいざん)地区に入り、ボランティアに声をかけ、様子を見ながら活動しました。泥だし作業は、15分活動して 15分休憩。ついつい一所懸命になりがちなボランティアに、参加の看護師が時間を計りながら、休憩を促して作業を見守ります。ボランティアからは、安心して活動ができると好評でした。

看護師と一緒に、朝のミーティングの様子
看護師と一緒に、朝のミーティングの様子
看護師同士での打ち合わせ
看護師同士での打ち合わせ

避難所への夕食弁当供給(コープえひめ・おかやまコープ)

 コープえひめでは、宇和島市からの要請で7月30日から避難所9か所に弁当配食を行っています。自衛隊の撤退で炊き出しが終了し、配食開始になったのを受けての活動です。 また、おかやまコープでは、倉敷市真備町の避難所で夕食弁当の供給が始まりました。避難所での「栄養バランスに配慮した食事がほしい」という声を受けて、倉敷市からおかやまコープへの要請があり、8月1日から、1日500食の提供を開始しています。今後弁当業者と配送の組み立てを進め、順次他の避難所へ拡大していく計画です。

配送車に「復興支援ステッカー」(コープえひめ)

 コープえひめでは、西日本豪雨災害の復興支援ステッカーを配送車に貼り、「つながろう!愛媛」を呼びかけています。

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復興支援ステッカーが貼られた配送車

 

 日本生協連と全国各地の生協では、今後も、被災地域の皆さまのくらしの一日も早い復旧に向けて支援活動を進めてまいります。

 

 

※文面最上段 広島県の看護師派遣については、日本財団の支援事業を活用しています。https://www.nippon-foundation.or.jp/

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