2018年08月03日
豪雨被災地支援 生協職員の活動報告
~広島市の災害ボランティアセンターへ看護師の派遣も始まる~
西日本地域に甚大な被害をもたらした「平成30年(2018年)7月豪雨」により、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
日本生協連は、現地の地域生協、県ごとの生活協同組合連合会とともに、被災地支援に向けた活動を行っています。現在では、豪雨直後の緊急物資の支援に続き、人的貢献にむけた活動も活発化しております。その中から各地域生協でのボランティア派遣などでの活動の一部をお知らせいたします。
今回は、広島県生協連を通じた看護師派遣に加え、パルシステム連合会、コープCSネット(コープ中国四国事業連合)、生協しまね、コープぎふの支援の様子をお伝えします。
広島市安芸区の災害ボランティアセンターに看護師の派遣(福井県民生協 医療生協健文会)
広島県生協連からの要請を受け7月26日・27日から福井県民生協と医療生協健文会(山口県)からの2人を第1弾として、広島市安芸区の災害ボランティアセンターへ看護師の派遣を始めています。
ボランティアの体調管理と熱中症予防のため、観察・声掛けに加え、場合により緊急時の判断なども行っています。また、作業から戻ったボランティアの方々の手洗いやうがい、水分補給を促すなどのサポートをしています。
倉敷市災害ボランティアセンターに職員派遣(パルシステム連合会)
パルシステム連合会では、7月21日から25日の5日間、倉敷市災害ボランティアセンター「サテライトやた」(倉敷市真備支所)に職員を派遣しました。運営スタッフとして資機材係、車両資材係などを担い、トイレ掃除から、手洗い用の水汲み、車両整理、ボランティアの誘導、問い合わせ対応、資機材の整理整頓などを行いました。
倉敷市真備町でのボランティア支援活動(コープCSネット)
コープCSネット(コープ中国四国事業連合)は7月17日から22日に、倉敷市真備町で、のべ14人がボランティア活動に参加しました。高圧洗浄機での屋内の洗浄、家具や畳のかたづけ、泥すくい、床はがし、集積物のトラック積込み、廃棄物場への運搬などです。
島根県江津市桜江町・岡山県倉敷市真備町でのボランティア活動(生協しまね)
島根県江津市の江ノ川沿いの集落も甚大な被害が出ました。生協しまねでは江津市桜江町と倉敷市真備町の二手に分かれボランティア活動を行っています。江津市桜江町川戸地区ボランティアセンターへは土日を中心に42人、真備町へは7月17日から22日の間で14人の職員が交代で支援に入りました。
被災地域への訪問お見舞い活動(コープぎふ)
岐阜県では、今回の豪雨で川があふれて大きな浸水被害を受けた地域がありました。コープぎふでは県内被災地への訪問活動を行い、被災された組合員や地域の方々に向けて、タオル・冷えたお茶・軍手・マスク・洗剤をお渡ししながら、お見舞いに回りました。
日本生協連と全国各地の生協では、今後も、被災地域の皆さまのくらしの一日も早い復旧に向けて支援活動を進めてまいります。
※文面最上段 広島市の看護師派遣については、日本財団の支援事業を活用しています。https://www.nippon-foundation.or.jp/