「コープの洗剤環境寄付キャンペーン」は、環境に配慮したコープの衣料用洗剤の普及と環境保護に貢献することを目的とした取り組みで、対象商品を1点ご購入いただくごとに1円を寄付金として積み立て、NPO法人 ボルネオ保全トラスト・ジャパン「ボルネオ緑の回廊」プロジェクトや、国内外の環境保護団体に寄付するものです。

キャンペーン対象商品の例

　「ボルネオ緑の回廊」プロジェクトは、ボルネオ島の生き物たちの環境を保全するために、保護区や保存林の間にある土地を確保することによって、生物多様性を守る取り組みです。日本生協連では、衣料用洗剤の原料として使われるアブラヤシ農園がボルネオ島に数多くあることから、当寄付活動を開始し、これまでに約9.1ヘクタールの土地を「コープの森」として寄贈しています。

　昨年度（2016年4月21日～10月20日）の取り組みでは、全国105生協が参加し、426万1,496円の寄付を集めました。

　日本生協連では今後も、環境団体への寄付活動や環境に配慮したエコマーク商品の積極的普及など、消費者・組合員とともにさまざまな環境保全に取り組んで参ります。

2017年度「コープの洗剤環境寄付キャンペーン」の概要

• 期間：2017年4月21日～10月20日（6カ月間）
• 対象商品：コープの衣料用洗剤11品目（CO・OPセフターNEXT、CO・OPセフターEnergy抗菌・防臭、CO・OPわたしのせんたくなど）
• 寄付方法：対象商品を1点お買い上げいただくごとに1円を寄付
• 寄付目標：500万円
• 寄付先：NPO法人　ボルネオ保全トラスト・ジャパン「ボルネオ緑の回廊」プロジェクト、そのほか各地の生協がこれまでに環境保全の活動をともに取り組んできた団体

「ボルネオ緑の回廊」プロジェクトについて

　NPO法人 ボルネオ保全トラスト・ジャパンが進めているプロジェクトで、生物の生息環境を保全するために、土地の権利を確保することによって原生林を残し、生物多様性を守る取り組みです。洗剤の原料でもあるアブラヤシ農園の開発や森林伐採が原因で、分断されてしまったボルネオの熱帯雨林をつなぎ、森に生息する野生動物が行き来できる環境の再生に貢献します。