2014年11月06日
生協の「配食事業」の食数が1日当たり10万食を突破
「移動販売車」の台数も141台に
～広がる、生協の買い物弱者支援事業 最新の事業集計報告～
日本生協連に加盟する全国の生協では、日常生活に必要な買い物に苦労されている高齢者などの「買い物弱者」※を支援するため、福祉の視点を取り入れた配食（夕食宅配）事業と移動販売車を展開しています。このたび、その最新状況がまとまりましたので、ご報告いたします。
※経済産業省の「地域生活インフラを支える流通のあり方 研究会報告書」（2010年）では、高齢者を中心に、食料品などの日常の買い物が困難な「買い物弱者」は全国で約600万人に上ると推計しています。
| ■「配食事業」は44都道府県で１日当たり10.2万食をお届け | |
| ・ | 配食事業は44都道府県で49生協（＜資料＞参照）が事業展開し、1日当たり約10.2万食をお届けしています（2014年10月末現在）。これは2013年7月末の39都道府県45生協7.8万食と比べ、食数で1.3倍に拡大しています。 |
| ■「移動販売車」は24道府県で141台が稼働中 | |
| ・ | 移動販売車は24道府県で29生協（＜資料＞参照）が141台を運行しています（2014年11月6日現在）。これは2013年7月末の20道府県22生協107台と比べ、台数で1.3倍になっています。 |
| ■新たな取り組みも | |
| ・ | 配食事業では、地域購買生協のコープあおもりと医療福祉生協の青森保健生協が共同で、株式会社あおもりコープフーズ（青森市）を設立し、配食弁当・給食の製造を行っています。地域のご家庭への配食に加え、2つの病院と15の介護事業所への給食など、1日当たり計約2,800食（2014年10月末現在）をお届けしています。 |
| ・移動販売では、市街地の買い物弱者支援のために、従来の大型車に加え、小回りのきく軽トラックを使用した移動販売車の導入が進んでいます。現在、7生協で14台が稼働しています（＜資料＞参照）。 |
＜資料＞
2014年11月6日現在
日本生協連広報部調べ
■「配食事業」実施生協
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エリア |
生協名 |
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北海道・東北 |
コープさっぽろ、青森県庁生協、青森県民生協、コープあおもり、いわて生協、みやぎ生協、生協共立社（山形県）、コープふくしま |
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関東・甲信越 |
いばらきコープ、とちぎコープ、コープぐんま、コープみらい（東京・埼玉・千葉）、パルシステム千葉、生活クラブ生協（千葉県）、東都生協、ユーコープ（神奈川・静岡・山梨）、コープながの、新潟総合生協 |
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東海・北陸 |
コープぎふ、コープあいち、コープみえ、コープいしかわ、富山県生協、福井県民生協 |
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近畿 |
わかやま市民生協、コープしが、京都生協、大阪いずみ市民生協、大阪よどがわ市民生協、おおさかパルコープ、ならコープ、コープこうべ |
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中国 |
おかやまコープ、三井造船生協（岡山県）、生協ひろしま、竹原生協（広島県）、コープやまぐち、鳥取県生協、生協しまね |
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四国 |
とくしま生協、コープかがわ、コープえひめ、こうち生協 |
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九州・沖縄 |
エフコープ（福岡県）、コープさが、コープおおいた、ララコープ（長崎県）、生協くまもと、コープおきなわ |
■「移動販売事業」実施生協
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エリア |
生協名（運行台数、軽＝軽トラック販売車） |
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北海道・東北 |
コープさっぽろ（73）、青森県民生協（2）、いわて生協（4）、生協共立社(4、山形県)、みやぎ生協（2）、コープふくしま（1）、コープあいづ（1） |
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関東・甲信越 |
いばらきコープ（2）、コープみらい（1、千葉県）、パルシステム千葉（1）、生活クラブ生協（軽2、千葉県）、コープながの（1） |
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東海・北陸 |
コープあいち（1）、トヨタ生協（2、愛知県）、ＣＯ･ＯＰとやま（1）、コープいしかわ（1）、福井県民生協（10、うち軽2） |
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近畿 |
大阪いずみ市民生協（3）、ならコープ（1）、コープこうべ（6） |
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中国 |
三井造船生協(軽1、岡山県)、生協ひろしま（4）、日立造船因島生協(軽1、広島県)、コープやまぐち（4） |
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四国 |
三菱マテリアル直島生協(1、香川県) |
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九州・沖縄 |
グリーンコープ生協ふくおか（軽4）、コープおおいた（4、うち軽2）、生協コープかごしま（1）、コープおきなわ（軽2） |
☆各地域のご利用可能なエリアにつきましては、当該地域の生協にご確認をお願い致します。
☆プレスリリース全文は、こちら（PDF：176KB）