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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2025年08月29日

2025ピースアクションinナガサキを開催しました

 2025年8月7日~8日の2日間、長崎県生協連と日本生協連の共催で「2025ピースアクションinナガサキ」を開催し、全国からオンラインでの参加者を含めのべ約1,900人が参加しました。

 ピースアクションは、戦争・被爆体験の継承や、世界のさまざまな戦争や紛争、基地問題、憲法など、多角的なテーマで平和を考える生協独自の取り組みです。毎年広島、長崎、沖縄で学習講演会や交流会を実施しており、長崎では1978年に生協の独自集会「虹のひろば」を中心にナガサキ行動(2004年から「ピースアクションinナガサキ」に名称変更)が始まり、今年で48回目となります。

 今年は、被爆・戦後80年を機に、次世代への継承を意識し、平和活動に取り組む若者たちとの企画、被爆について語り継ぐ活動を行う方々の講演など、合計12企画が行われました。

ミライの平和活動

 日本生協連とCO・OP PEACE MAPなどの共同研究を行っている東京大学大学院の渡邉英徳教授から、デジタルアーカイブをはじめ、テクノロジーを活用して戦争の記憶を後世に伝えるプロジェクトが紹介されました。
 今年は交流証言者・荒木千尋さんによる講話と参加者にデジタルアーカイブの体験(閲覧)をしていただきました。

交流証言者・荒木千尋さんによる講話の様子
東京大学大学院 渡邉英徳教授による3D地図を用いた爆心地の説明の様子

【若者企画】「NEXT PEACE」平和活動に関するパネルディスカッション

 平和活動をしている若者中心の団体と、その他高校生平和大使などによるパネルディスカッションを開催しました。テーマは「未来に向けて自分たちができることは何か」、「ノーベル平和賞を受賞後の変化、感じること」、「戦争や核兵器の記憶をどう継承するか」です。

「NEXT PEACE」平和活動に関するパネルディスカッションの様子
パネラー左から:MICHISHIRUBE 代表理事 大澤新之介さん、MICHISHIRUBE 岡本依純さん、
高校生平和大使 第28代 芮 序知(イエ・ソジ)さん、長崎県立大学 佐世保校2年 平和・環境チーム 本村洸人さん

子ども平和会議

 未来の担い手である子どもたちが事前学習やワークショップに参加し、平和について一緒に学び、考える企画です。 今年はオンラインでも参加できるようにし、広島、長崎それぞれのアピール文を作成しました。
 会議で出された意見はその後議長団によってまとめられ、8月8日のピースアクションinナガサキ「虹のひろば」のなかでアピール文として発表されました。

<アピール文(抜粋)>

 埼玉県から参加した男の子は「黒い雨というものを初めて知った」と話しました。
 長崎にいる私たちは、「黒い雨」は知っていて当然だろうと思っていたので、びっくりしましたが、その後に男の子が教えてくれた、埼玉の熊谷空襲については私も知りませんでした。「相手もこのことについては知っていて当たり前だろう」とか、「自分はこの分野についてはよく知っている」など、原爆の実相についても知った気になっている、ということに気付かされました。このことは、実際に交流をして話し合うことで初めてわかることで、改めて交流の大切さ、学び続ける姿勢の大切さを感じることができました。
 今回私は、小学生との交流を通して、年齢によって戦争や平和への考え方が違うということを学びました。
 また、平和に興味がある人もない人も、話してみて意見の違う人と交流することで、「こんな考えもあったんだな」という新しい気付きによって、それまでの自分の思いにプラスすることができるということも、学ぶことができました。
 これからは、違う年代の人たちや、考え方の違う人たちとも交流をしていきませんか?

子ども平和会議の様子
グループに分かれて意見を聞く様子

虹のひろば

 ピースアクションinナガサキのクライマックスとなるイベントで、オンラインを含め全国から約1,400人が参加しました。
 主催者を代表し、日本生協連代表理事会長 新井ちとせが、「これからも全国の仲間たちとともに暮らしの中から平和を考え、話し合える場づくりを大切に対話と共感の輪を広げ、地域社会に発信していきたいと思います。」と挨拶しました。
 来賓として長崎市原爆被爆対策部長 阿波村功一様、広島市の松井一實市長(ビデオメッセージ)からご挨拶いただいた後、原爆小頭症患者をはじめ被爆者と交流を続ける俳優 斉藤とも子さんの講演、地元の高校生らの活動紹介、被爆者の証言、合唱などが行われました。

阿波村功一 長崎市原爆被爆対策部長による来賓挨拶
オープニング:雲仙市立小浜中学校吹奏楽部による演奏の様子
俳優 斉藤とも子さんの講演
子ども平和会議のアピール文発表