2025年07月23日
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが実施する
「子どもの食 応援ボックス」
~昨年の冬に続き、7度目の協賛~
日本生協連は、SDGsの取り組みとして、世界から飢餓や貧困をなくし、子どもたちを支援する活動を推進することを行動宣言として掲げています。その一環で、公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが実施する「子どもの食 応援ボックス」の取り組みに賛同し、7回目の協賛を行いました。
日本の子どもの11.5%は相対的貧困下にあると言われる中、経済的に困窮した家庭では、子どもが十分な食事を取ることが難しい状況にあります。
「子どもの食 応援ボックス」は、そのような子育て世帯の子どもの食の改善等を目的に、企業等から寄贈された食品などを配布する取り組みです。特に支援が必要な期間と言われている、学校給食が無くなる夏・冬休み期間中の年2回実施しています。
公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンは、子どもの貧困解決事業の一環として、子どもの生きる権利・育つ権利を保障するために、本取り組みを2020年より開始し、日本生協連は昨年11月に続き、7回目の取り組み支援となります。日本生協連からはコープ商品の寄贈と、7月に行われた箱詰め作業のボランティアに参加しました。

ボランティア参加者は、普段の担当業務に関わらず、本取り組みに関心のある職員による公募で決定し、嶋田裕之代表理事副会長をはじめ、5名の職員が参加しました。ボランティア後には「日常業務とはひと味違う心地よい疲労感と、それを上回る達成感があった」「またぜひ参加したい」などといった感想が寄せられました。
日本生協連では今後も、誰ひとり取り残さない社会の実現に向けて、消費者・組合員とともに子育て支援・生活困窮者支援活動に引き続き取り組んでまいります。
「子どもの食 応援ボックス」夏休み分について

- 日程:6月下旬から梱包、7月上旬以降順次発送
- 提供対象:住民税非課税世帯またはそれに準ずる世帯で、0~18歳未満の子どもがいる世帯(計約5,000世帯)
- 日本生協連からの寄贈商品:CO・OP 早ゆでマカロニ 200g 5,000個
セーブ・ザ・チルドレンについて
1919年にイギリスで創設された、100年以上の活動実績のある民間非営利国際組織です。現在、約110ヶ国で子ども支援活動を展開、子どもの権利が実現された世界を目指し、緊急・人道支援、教育、子どもの保護などの分野で活動しています。日本では、1986年に公益社団法人セーブ・ザ・チルドレン・ジャパンが設立され、行政や地域社会と連携し、子どもの貧困問題解決や子どもの権利の推進などに向けた事業のほか、地震や台風、豪雨などの大規模自然災害における緊急・復興支援等を通して、子どもの権利を実現する活動を行っています。