2025年02月27日
江藤農林水産大臣と懇談しました
2025年2月17日、日本生協連 土屋敏夫代表理事会長、二村睦子常務理事が江藤拓農林水産大臣を訪問し、懇談しました。
日本生協連からは、1月の食料・農業・農村政策審議会企画部会で提出した「食料・農業・農村基本計画策定に関する意見書」をもとに、以下の3点を中心に要望をご説明しました。
1.米の安定供給に向けて、昨夏の米の需給逼迫のような状況を防ぐ手立ての検討を求めます。また、食料自給の観点から、飼料の国産化を促進する取り組みをさらに強化してください。
2.農産物の輸入については、自給率確保を目指すもの、輸入に頼らざるを得ないもの、また、輸出については、海外からの需要が強いものなど、品目ごとに整理した上での施策を求めます。
3.食料問題についての各施策を進めるにあたっては、農業関係者に限らず消費者を含めたフードチェーン一連の関係者も政策決定プロセスに参画できる環境づくりが必要です。農業関係者以外も理解しやすい理念や政策目標、そして評価・モニタリングなどを設定・開示してください。
意見交換では、江藤農林水産大臣から「食料が安定して供給されることが大切で、経済的な理由などで入手困難となる状況は良くないと考えている。政府としては、そのために必要な施策をしっかり行っていきたい。」などのコメントがありました。
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