2024年09月11日
国際協同組合同盟アジア・太平洋地域（ICA-AP）協同組合女性CEOサミットに参加しました
2024年7月29日～7月31日に、ベトナム・ハノイにおいて、「リーダーシップの強化：女性主導の協同組合の未来を形成する」をテーマとした、国際協同組合同盟アジア太平洋地域（略称：ICA-AP）協同組合女性CEOサミットが開催されました。
本サミットは、2018年の中国・貴陽市での開催に続き2回目で、ICA-AP事務局、ICA-AP女性委員会、VCA（ベトナム協同組合同盟）の共同で開催されました。アジア太平洋地域における、協同組合の女性CEO、役員、創業起業家が、国や業界・セクターを超えて交流し、ネットワークを構築するとともに、共通の課題について対話を通じて学び合うことを目的としています。ICA-AP加盟協同組合、ベトナム政府、国際機関などから約100名が参加しました。
日本の生協からは、日本生協連副会長 新井ちとせ（ICA-AP地域理事およびICA-AP女性委員会委員長）と、生協ひろしま専務理事 高浦美穂氏が参加しました。
日本生協連 副会長の新井は、サミット初日の開会式で歓迎挨拶を行い、協同組合において女性のリーダーシップを高めるために、他の国の経験から学ぶことは重要であると強調しました。また、ICA-AP女性委員会の活動を通じて、アジア太平洋地域の女性協同組合リーダーのネットワークをさらに強化したいと述べました。二日目のテーマ別セッションでは、「自己啓発とワークライフバランス」に関する報告を行いました。
生協ひろしま 高浦専務理事は、二日目のテーマ別セッション「包摂と社会的責任の推進」に登壇し、女性の参画を高める上で多様性を包摂することが大切であるとした上で、日本の生協はさまざまな課題を抱えているものの、女性の声を意思決定に反映させるために、まずは女性管理職の比率を30％以上にしたいと述べました。
