2023年07月14日
「第101回 国際協同組合デー記念中央集会」が開催されました
2023年7月4日、「第101回国際協同組合デー記念中央集会」が、一般社団法人日本協同組合連携機構(略称:JCA)の主催で、実会場(東京・渋谷)とオンライン配信を融合したハイブリッド形式で開催されました。協同組合関係者など188人が実参加し、オンライン参加者は168人でした。
今年は「これからの協同組合について話し合おう!」をテーマに開催され、関係者からのあいさつと、協同組合のアイデンティティに関する概要説明のあと、2つの事例報告がされました。
はじめに、労働者協同組合ワーカーズコープ・センター事業団 GO!上田地域福祉事業所所長の中山睦美さんから、「『みんなちがっていい』を合言葉に運営する『放課後等デイサービスGO!』」と題し、障がいのある子どもの放課後の活動を支援する事業所をワーカーズコープとして立ち上げ、困難を乗り越えながらともに成長してきた過程が報告されました。
次に、コープデリ生活協同組合連合会副理事長 永井伸二郎さんと佐渡農業協同組合総務部長 渡部学さんから、「JA・生協・行政の連携による『佐渡トキお米応援プロジェクト』」のテーマで、このプロジェクトが生協と農協による産直がベースとなっていること、行政とも連携しながら取り組みを進め、今ではトキが500羽以上にまで増えたことなどについて、佐渡の米の産地と会場をオンラインでつなぎながら紹介されました。
続いて、会場の参加者とオンライン参加者に分かれてのワークショップが開催され、協同組合アイデンティティに照らして「できていること、まだ不十分なこと」や「10年後の協同組合がめざすこと」などについて、組織の垣根を越えて話し合い、いくつかのグループから発表がされました。