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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2022年11月14日

全国の生協の事業は減収増益に
全国の生協組合員数は20万人増加で3,017万人と3,000万人の大台に
~2021年度 生協の経営統計より~

 日本生協連は、全国の564生協(日本生協連加盟生協に加え、医療福祉生協、大学生協含む)について、2021年度の組織と経営状況(確定値)を取りまとめましたので、その概要をご報告します。

2021年度の特徴

1.全国の生協組合員数が20万人増で13年連続増加。3,017万人と3,000万人の大台に。


 全国の生協組合員数は13年連続増加し、2021年度は3,017万人と、前年から20万人増加し、3,000万人の大台に達しました(前年比100.7%)。

 また、地域生協(※1)については、組合員数は2,332 万人(前年比101%)と前年より28 万人増加し、世帯加入率(※2)は39.0%(前年比0.3ポイント増)となりました。

 都道府県別の世帯加入率でみると、50%超は前年と同じく、北海道、岩手、宮城、福井、兵庫、宮崎の6道県です。世帯加入率40%超は前年から1県増え、1府13県(青森、山形、茨城、群馬、埼玉、千葉、京都、奈良、岡山、香川、愛媛、徳島、大分、鹿児島)となりました。


※1 地域生協:宅配や店舗の事業を通じて商品やサービスを提供する、地域を活動の場にする生協
※2 世帯加入率:組合員数÷住民基本台帳に基づく世帯数

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全国の生協組合員数
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地域生協の世帯加入率

2.全国の生協:全体数値は減収増益

 全国の生協の総事業高(※3)は、3 兆7,692 億円で456 億円の減収(前年比98.8%)、経常剰余金(※4)は1,060 億円(前年比102.2%)で増益となりました。


※3 総事業高:商品売上などの「供給高」に、共済、福祉などの事業収入を加えた数値
※4 経常剰余金:事業剰余金と事業外損益を合算した数値、一般企業の経常利益に相当

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全国の生協の総事業高

3.地域生協:宅配事業は減収も2年連続の2兆円台、店舗事業も減収へ


 地域生協の総事業高は、3 兆1,832 億円(前年比98%)と2 年連続3 兆円台に乗りましたが、587 億円減(前年比98%)で9年ぶりの減収となりました。

 地域生協の宅配事業の供給高は2兆1,127億円(前年比99.1%)と11年ぶりの減収ですが、2年連続の2兆円台となりました。個配供給高は1兆5,832億円(前年比100.3%)と継続して伸長しています。

 店舗事業の供給高は9,237億円(前年比97.3%)と減収となりました。店舗数は938店舗(前年差△6店)、売場面積は129万㎡(前年比102.1%)となっています。新店が7店(8,660㎡)、閉店した店舗は12店(9,063㎡)でした。

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地域生協の総事業高
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地域生協の宅配事業供給高
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地域生協の店舗事業供給高