2022年01月24日
「2022年 全国方針検討集会」を開催しました
日本生協連とコープ共済連は、2022年1月11日、12日にオンラインによる「2022年 全国方針検討集会」を開催しました。
この会は、全国の生協の役職員、組合員理事・リーダーなどの参加のもと、次年度以降の事業・活動の方針策定に向け、情勢や課題についての共通認識を持つとともに、各生協の取り組みの交流や論議を通じて、方針の内容をより一層深めることを目的に、毎年1月に両組織で共催しています。
今年度の全国方針検討集会は、昨年に続き、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、オンラインによる開催とし、全国の生協や関連団体などから2日間で延べ1,501名が視聴者として参加しました。会の中では「全国生協の2021年度のまとめと2022年度活動方針」などについて議論を行いました。
開会あいさつとして、日本生協連 代表理事会長 土屋敏夫は、①コロナ禍での対応、②気候変動への取り組み、③核兵器廃絶と平和の取り組み、④DX-CO・OP(ディーエックス コープ)、の4つの視点から、これまでに生協が実践してきたこと、これから果たすべき役割について述べました。そして「コロナ禍の変容や自然災害のリスクなど不確実な状況が続くこの時代にこそ、協同組合の理念と価値、私たちのビジョンに確信をもち、生協の社会的役割を発揮していきましょう」と呼びかけました。
続いて、基調報告として、日本生協連 代表理事事業担当専務 藤井喜継から「2021年度のまとめと2022年度の活動方針(案)」を提起するとともに、2022年度に向けた課題認識などについて報告しました。
次に、同じく基調報告として、コープ共済連 和田寿昭理事長が「2021年度のまとめと2022年度の活動方針(案)」について報告しました。
続いて、同時配信の特別講演として、サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野慶久氏より「新しい価値を生み出す組織を作っていくために」のテーマで、株式会社ユーグレナ初代CFO(最高未来責任者) 小澤杏子氏からは「既に始まっている"未来"を生きていくために」のテーマで、それぞれ講演が行われました。
2日目は分科会が実施され、事業、活動・組織、共済の分野の課題について、各地の生協からの実践報告やパネルディスカッションが行われました。それぞれ活発に意見や質疑が交わされ、論議を深めました。
<開催概要>
【1日目】2022年1月11日(火)
- 1.開会あいさつ
日本生協連 代表理事会長 土屋敏夫
- 2.基調報告
- 「2021年度まとめと2022年度方針(案)」
日本生協連 代表理事事業担当専務 藤井喜継 - 「「2021年度まとめと2022年度方針(案)」
コープ共済連 代表理事理事長 和田寿昭
- 「2021年度まとめと2022年度方針(案)」
- 3.特別講演
- 「新しい価値を生み出す組織を作っていくために」
サイボウズ株式会社 代表取締役社長 青野慶久 様 - 「既に始まっている"未来"を生きていくために」
株式会社ユーグレナ初代CFO(最高未来責任者)小澤杏子 様
- 「新しい価値を生み出す組織を作っていくために」
【2日目】2022年1月12日(水)
- 分科会(事業、活動・組織 、共済)