2021年06月03日
災害時の連携を考える全国フォーラム「災害支援の文化を創造する」が開催されました
2021年5月26日~27日、日本生協連が参加する特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(通称:JVOAD)主催の災害時の連携を考える全国フォーラム「災害支援の文化を創造する」がオンラインにより開催されました。
災害時の連携を考える全国フォーラムは今回で5回目を数え、内閣府政策統括官(防災担当)などとの共催となります。
今年は「災害支援の文化を創造する」をメインテーマに、コロナ禍で改めて見えてきた課題を明確にし、「地域 (エリア) 」・「分野(テーマ)」・「備え(つながり)」 を柱とした全体会や分科会を通じて、多様なセクターが知り合い、課題を共有することで多種多様な災害支援の担い手が増えるきっかけを作ると同時に、次の災害に備えた連携体制の構築を目指して開催されました。
オープニングの様子
初日の分科会セッションでは「"災害支援のプロではない"生協の被災地支援をとおして考えるこれからの地域での被災地支援」をテーマに、長野県生協連、大阪府生協連、エフコープが登壇しました。
生協ではこれまでの被災地支援の経験を経て、地元行政や社会福祉協議会等と協働しながら災害支援を行ってきました。本分科会では、生協の災害支援の取り組みの紹介を通じて、災害支援を本業にしない組織の見地から地域での災害支援活動を考えました。
日本生協連では、全国の生協・組合員とともに、今後も災害発生時に向けて地域の団体との連携を深め、災害支援活動に取り組んでまいります。