2019年05月30日
災害時の連携を考える全国フォーラム「災害支援の文化を創造する」が開催されました
2019年5月21日~22日、日本生協連が参加する特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク(通称:JVOAD)主催の災害時の連携を考える全国フォーラム「災害支援の文化を創造する」が東京都内で開催されました。
災害時の連携を考える全国フォーラムは今回で4回目を数え、内閣府政策統括官(防災担当)などとの共催となります。
今年は「災害支援の文化を創造する」をテーマに、全国各地の災害時の被災者支援に関わる団体・個人が一堂に会し、多種多様な災害支援の担い手が増えるきっかけを作るとともに、専門的な知識やノウハウを共有し、各団体の連携・協働が進むことを目指して開催されました。
第2分科会「災害ボランティアセンターの多様な支援活動と課題について」では、生活協同組合おかやまコープから昨年の西日本豪雨の際の災害ボランティアセンターでの活動の概要や生協として災害発生時、復興時、平時に取り組む活動について報告いただき、他の登壇者とともに災害ボランティアセンターにおいて住民を中心に据えながら支援を行っていく取組みの重要性について考えました。
第17分科会「“いざ”という時どうなる?あなたの食と栄養」では、日本生協連から「持続可能な社会の実現を目指した全国の生協の社会的取り組み」を紹介し、災害時の食・栄養に関する課題についてリレートークが行われました。また、「CO・OP食べる野菜ジュース」の商品提供を行ない、「災害発生時に避難所等で特に不足する野菜を補える」として参加者から好評でした。
日本生協連では、全国の生協・組合員とともに、今後も災害発生時に向けて地域の団体との連携を深め、災害支援活動に取り組んでまいります。