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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2021年01月29日

「CO・OPコアノン スマイルスクールプロジェクト」
第10期募金贈呈式を開催しました

 日本生協連は、2010年11月1日から「CO・OPコアノン スマイルスクールプロジェクト」を実施しています。このプロジェクトは、トイレットペーパー「CO・OPコアノンロール」や「CO・OPワンタッチ芯までロール」などを1パックご購入いただくごとに1円の募金を積み立て、ユニセフを通じて、アフリカのアンゴラ共和国で「子どもにやさしい学校づくり」を支援するために使われます。

 このプロジェクトの第10期(2019年11月1日~2020年10月31日)では、各地の生協が宅配カタログの紙面や店舗での利用を呼びかけ、「CO・OPコアノンロール」や「CO・OPワンタッチ芯までロール」などを合計約1,101万パックご利用いただきました。ご協力いただいた皆さまに感謝いたします。

「CO・OPやわらかコアノンロールシングル」

 2020年12月22日、第10期募金贈呈式をオンラインで開催しました。本プロジェクトに賛同いただいているコアノン会(コアノンロール製造7社の集まり)と春日製紙工業(株)から代表者が参加する中、日本ユニセフ協会 早水研専務理事に、この1年間に集まった募金額約1,101万円の目録を贈呈しました。(実際の募金額は、日本生協連補填を含め約1,118万円です)

 開会にあたり、日本生協連代表理事専務の嶋田裕之は、「2020年にコープ商品は60周年を迎え、コープ商品総選挙を行い、96万票を超える多くの組合員からの投票がありました。食品が上位に並ぶ中、コアノンロールやワンタッチコアノンにも投票いただいていることから、長く愛された商品だということが良く分かります。貧困の連鎖を断ち切るには、教育が大変重要であると言われています。今回の支援を通じて、アンゴラの学校で学んだ子どもたちが、いつか国を担う若者となることを願います」と述べました。

 日本ユニセフ協会 早水研専務理事からは、「10年に渡りアンゴラの子どもたちに貢献くださったことにお礼を申し上げます。このコロナ禍で世界の約5人に1人の子どもが休校により学校に通えなくなったと言われています。そのうちの約3分の2は、休校中のオンラインによる教育の機会に恵まれていません。子どもたちの教育を受ける機会が失われることは、あってはならないことです。これからも継続してのご支援をよろしくお願いいたします」とお礼の言葉をいただきました。

 また、オンライン会議システムで参加された各社代表者様からも、ご利用いただいている組合員に向けてメッセージをいただきました。

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日本生協連代表理事専務 嶋田裕之(左)から
日本ユニセフ協会 早水研専務理事に目録を贈呈

 日本生協連と日本ユニセフ協会は、本プロジェクトを2022年10月まで継続することに合意しています。今後も、1.学校への適切な給水・衛生施設の設置、衛生教育の研修の実施、2.子どもを中心とした教育に関する教員研修の実施、3.学校運営強化・地域参加促進のための研修実施と学校改善計画の整備、という目標を持ち、アンゴラの「子どもにやさしい学校づくり」を支援する予定です。