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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2021年01月01日

新しい年を迎えて

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日本生活協同組合連合会
代表理事会長 本田 英一

 あけましておめでとうございます。

 日ごろより生協の事業・活動にご理解、ご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

 2020年も全国の生協では、地方自治体や諸団体と連携しながら、くらしを支え合い社会のつながりを紡ぎだす取り組みを推進してきました。
 この数年で大きく広がったフードバンク・フードドライブや子ども食堂に加えて、コロナ禍で生活に困窮する家庭やひっ迫する医療現場への食料・物資提供・募金・助成を通じた支援、大学生協や医療生協への支援など、様々な活動が広がりました。

 核兵器廃絶を願う「ヒバクシャ国際署名」は、集まった286万899人分の署名が昨年10月に国連総会に提出されました。本年1月には、核兵器禁止条約が発効し、8月にはNPT再検討会議が予定されています。これらの機運に対応し、引き続きさまざまな諸団体と幅広く連携しながら、戦争や被爆の実相、平和と核兵器廃絶への願いの継承に取り組み、着実に歩みを進めていきます。

 新型コロナウイルス感染症の世界的流行は、私たちのくらしを一変させ、生協の事業・活動にも新たな課題を浮かび上がらせています。地域に根差した助け合いの組織としての生協・協同組合が果たすべき役割はますます重要になっています。
 組合員から寄せられる声に応え、ITなどさまざまな技術をさらに活用し、利便性を高める仕組みづくりや多様なライフステージやニーズに対応した商品づくりを進め、組合員のくらしの貢献につなげていきます。

 本年も、皆さまのいっそうのご指導、ご鞭撻をお願い申し上げます。