2019年12月16日
アジア3カ国の生協マネジャーが来日し、日本の生協で研修を行いました
日本生協連は1991年から毎年、アジアの生協のマネジャーが日本の生協の事業や活動について学ぶ研修を行っています。
2019年11月18日~12月1日までの14日間、アジア3カ国の生協マネジャー5人が来日し、コープデリ連合会(本部:さいたま市)と、コープこうべ(本部:神戸市)で、店舗事業を中心に日本の生協事業を学ぶ研修を受講しました。
コタクワ多目的協同組合(マレーシア)、サイゴンコープ(ベトナム)、フェアプライス生協(シンガポール)から参加した研修生の皆さんは、それぞれ所属する生協で、店長や投資部門のマネジャーとして活躍している方々です。今回の研修では、講義や店舗視察、施設見学を通じて、店舗の魅力的なプロモーションや生産的な運営の仕方、日本の生協特有の宅配事業、ITを生かした取り組み、環境に配慮した事業運営などについて、幅広く学ぶことができました。
コープデリ連合会では、本部で概要説明を受けた後、コープみらいの店舗を視察しました。その後、日本生協連の商品検査センターを訪問し、食の安全と安心を守ることの大切さと取り組みを学習しました。(当日の様子はこちら)
コープこうべでは、SM業態からミニ業態までさまざまな店舗を視察し、各々の運営を学びました。また、組合員と双方向コミュニケーションがとれるアプリを実際に見て、IT活用へのヒントを得ました。そのほかにも、宅配事業や、環境活動、SDGsへの取り組み、組合員活動など幅広く学びました。
最終日には、研修生それぞれが所属する生協の現状や今回の研修で学んだこと、帰国後に実行したい考えを発表しあい、研修を終えました。