2018年11月26日
コープ共済プラザビルが「第59回(2018年)BCS賞」を受賞しました
日本生協連はコープ共済連の本部として「コープ共済プラザビル」を2015年5月に竣工しました。このたび当ビルが、第59回(2018年)BCS賞※を受賞しました。
2018年11月16日に帝国ホテル(東京都)にて表彰式が執り行われ、一般社団法人日本建設業連合会より賞状を授与されました。
※BCSとはBuilding Contractors Societyの略
この賞は、日本国内の良好な建築資産の創出を図り、文化の進展と地球環境保全に寄与することを目的として、(一社)日本建設業連合会が毎年表彰を行っているものです。供用から1年以上経過した建物が対象となり、企画・設計・施工・維持管理などが総合的に評価されます。デザインや機能が優れていることに加え、周辺環境や街並みへの配慮、地域との融合、新しい試みへのチャレンジなどの点も評価対象になっています。
「コープ共済プラザビル」は、環境への配慮と高い事業継続性の確保を目的に設計されています。今回、受賞にあたっては、太陽熱、地中熱、井水の利用や、温度と湿度を分離制御する省エネ型の空調システム(デシカント空調)の採用など、最先端のパッシブデザイン※を総動員していることや、建物外観にワイヤーや鎖樋(くさりどい)で常緑つる性植物を這わせた壁面緑化を併せ持つ環境建築であることなどが評価されました。
※太陽の光や風などの自然エネルギーを最大限に活かしながら、快適な室内空間を実現できる建築の方法のこと
受賞作品は、和・英文併記の「第59回BCS賞作品集」としてまとめられ、国内はもとより各国の在日大使館にも配布し、わが国の代表的建築作品として広く紹介される予定です。