2018年03月12日
「第34回全国産直研究交流会」を開催しました
2018年2月23日(金)~24日(土)、日本生協連は、「持続する地域・農業・産直」をテーマに、全国産直研究交流会を京都府京都市で開催し、産直事業に関わる全国の生協の役職員・組合員・生産者団体・関係企業・行政など330人が参加しました。
初日23日の全体会では、日本生協連 藤井 喜継常務理事の開会あいさつに続き、「都市と農村をつないで地域と農業を再生する」と題して法政大学 現代福祉学部 教授 図司 直也様にご講演いただきました。
続いて、「ビジネスとして魅力ある農産業の確立」をテーマに、(株)農業総合研究所 代表取締役社長 及川 智正様にご講演いただきました。
その後、「自治体発の就農定住事業~かみなか農楽舎~」をテーマに、若狭町総合戦略課 植野 継男様とかみなか農楽舎 八代 恵里様にご講演いただきました。
全体会の最後に、産直事業委員会委員長のコープデリ連合会 藤田 親継様が、「産直事業委員会報告」として、全体テーマ「持続する地域・農業・産直」と、適正農業規範・GAPに生協がどう取り組むかについて、報告しました。
翌24日には、次の7つの分科会が設けられ、実践報告をもとに論議を深めました。
- 「持続可能な地域・農業をつくる」(山形県遊佐町・生活クラブ連合会、無茶々園)
- 「地産地消の供給事業をつくる」(おおさかパルコープ、コープこうべ)
- 「産直産地とのパートナーシップを強める」(パルシステム連合会・アップルファームさみず、東都生協)
- 「産直品原料の商品開発で産直の幅を広げる」(パルシステム連合会、ユーコープ)
- 「米政策転換と米産直のこれから」(JAちばみどり、ファーム中鶴)
- 「畜産の適正農業規範に取り組む」(コープ九州事業連合、JAさが)
- 「より広く、深く生産者と生協組合員をつなぐ」(ワークショップ)