2017年08月18日
2017ピースアクションinナガサキを開催しました
2017年8月7日~8日の2日間、日本生協連と長崎県生協連の共催で「2017ピースアクションinナガサキ」を開催し、全国から42生協延べ1,060人が参加しました。
被爆から72年を迎えた今年は、「戦争も核兵器もない平和な未来を~継承・ナガサキの想いをあなたから誰に伝えますか~」をテーマに、戦争と被爆の恐ろしさ・悲しさを分かりやすく伝え、これからの世代に継承することを目指して企画しました。
虹のひろば
8月8日午後、長崎市民会館文化ホールで、「ナガサキ虹のひろば」を開催しました。
私立長崎玉成高校 ハンドベル部によるハンドベル演奏で幕が開きました。主催者代表として、日本生協連代表理事会長 本田英一のあいさつの後、長崎市の三藤義文 副市長から、田上富久市長のごあいさつとして、「平和のバトンを途切れさせることなく未来へつないでいこう」とのお話がありました。
その後、私立長崎活水高校 平和学習部の取り組み報告、ヒバクシャ国際署名についての報告、「2017子ども平和会議inナガサキ」の取り組み紹介とアピール文の発表がありました。最後は、被爆者歌う会「ひまわり」による合唱で締めくくられました。
分科会
8月7日~8日の期間中、合計12の分科会を実施しました。フィールドワークは、「生協平和のまち歩き~長崎を再発見しよう~」と題して、「原爆資料館コース」、「原爆投下中心地から浦上天主堂コース」など原爆遺構や慰霊碑を巡る6コースを実施しました。
そのほか、「被爆の証言~今だから聴いて感じる原爆のはなし~」と題した、「証言と紙芝居」、「原爆資料館内で聴く被爆証言」、「じっくり聴く被爆の証言」の3企画を実施しました。
また、ピースアクションinナガサキでは初めて「2017子ども平和会議inナガサキ」を開催しました。この分科会は、未来を担う子どもたちが平和について考えるきっかけづくりとして企画したもので、当日は小学校2年生から高校2年生まで44人が参加しました。子どもたちは、事前に地元で学んできた被爆・戦争体験談をもとに「世界から争いをなくすためには」をテーマに話し合い、平和へのアピールとして「全国から集まった子どもたちと平和について話し合ったことを生かして、私たち一人ひとりができることを考え、それぞれの地域で行動しましょう」とまとめ、虹のひろばで発表しました。
分科会には、12分科会・延べ約410人が参加しました。
日本生協連と全国の生協は、「ピースアクション」などの平和の取り組みを通じて、核兵器の廃絶と、平和な社会の実現を目指します。