2017年03月30日
ネパールの協同組合の視察団が日本生協連を訪問しました
2017年3月14日～17日、ネパールの協同組合の視察団9人が日本生協連と各地の生協を訪問しました。
視察団のメンバーは、貯蓄・信用事業を行う協同組合、また、信用事業を中心に農業資材の販売などを行う多目的協同組合の幹部の方々です。視察団は、ネパールでの協同組合の発展と新たな事業展開に向けて、日本の生協から学ぶことを目的として来日しました。
視察団の一行は、日本生協連、東京保健生協、東京大学生協、ユーコープ（本部：横浜市）を訪問しました。東京保健生協では医療生協についての講義を受けた後、東京健生病院、看護小規模多機能型居宅介護施設「千石にじの家」、介護老人保健施設「ひかわした」を訪問しました。
東京保健生協 看護小規模多機能型居宅介護施設「千石にじの家」東京大学生協では、店舗と食堂を見学し、大学生協の仕組みや学生の加入率、学生組合員の活動などについて学びました。
ユーコープでは配送センターと店舗を見学しました。宅配の仕分け、積み込みの様子、設備を見学した後、夕食宅配について説明を受けました。
その後、組合員理事と交流し、それぞれの組織や事業・活動について理解を深めるとともに、生協における男女共同参画の現状と課題などについて活発な意見を交わしました。
ユーコープ組合員理事・職員と視察団の皆さん日本生協連は、国際協同組合同盟（略称：ICA）の一員として、今後も各国の協同組合・関係機関との交流を深めるとともに、アジア・太平洋地域の生協の開発支援を行ってまいります。