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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2016年12月16日

アジア3カ国の生協マネジャーが来日し、日本の生協で研修をしました

 日本生協連は、会員生協とともに、アジアの生協の発展と協同組合同士の交流や協力を目的として「アジア生協協力基金」を設立し、教育研修・交流事業などに対する助成活動を行っています。

 2016年11月28日~12月10日までの13日間、アジア3カ国の生協マネジャー5人が来日し、コープネット事業連合(本部:さいたま市)と、コープこうべ(本部:神戸市)において、店舗事業を中心に日本の生協事業の研修を受けました。

 フェアプライス生協(シンガポール)、サイゴンコープ(ベトナム)、アイコープ生協(韓国)から参加した研修生の皆さんは、それぞれ所属する生協で、店長として活躍している方々です。今回の研修では、講義や店舗実習、施設見学を通じて、店舗事業の生産性向上や、生協組合員の声を事業・活動に反映させる仕組みや組合員の自主的なサークル活動などについて、幅広く学びました。

 コープネット事業連合では、本部で概要説明を受け、店舗の視察を行った後、生協が取り組む福祉事業について学ぶため、サービス付き高齢者向け住宅を見学しました。

announce_161216_01_01.jpgコープネット事業連合で宅配事業を見学する様子

 コープこうべでは、宅配事業や店舗などを視察し、日常的な職場運営について学びました。また、コープこうべの歴史や組合員活動、職員教育、環境活動、福祉活動などの講義を通じて、生協の地域社会における役割・活動についても学びました。  

announce_161216_01_02.jpgコープこうべで店舗研修中の様子 
announce_161216_01_03.jpg高齢者の疑似体験をする様子

 最終日には、研修で学んだことと今後の行動計画を発表し合い、帰国後の業務改善の取り組みを約束し、研修を終えました。 

announce_161216_01_04.jpg研修生の皆さん