2015年12月10日
アジア2カ国の生協マネジャーが来日し、日本の生協で研修をしました
日本生協連は、会員生協と共に、アジアの生協の発展と協同組合同士の交流や協力を目的として「アジア生協協力基金」を設立し、教育研修・交流事業などに対する助成活動を行っています。
2015年11月23日~12月6日までの14日間、アジア2カ国の生協マネジャー5人が来日し、コープネット事業連合(本部:さいたま市)と、コープこうべ(本部:神戸市)において、店舗事業を中心に日本の生協事業の研修を受けました。
フェアプライス(シンガポール)、サイゴンコープ(ベトナム)から参加した研修生の皆さんは、それぞれ所属する生協で、店長やマーケティングマネジャーなどとして活躍している方々です。今回の研修では、講義や店舗実習、施設見学を通じて、店舗事業の生産性向上や、生協組合員の声を事業・活動に反映させる仕組みや職員教育などについて、幅広く学びました。
コープネット事業連合では、持続可能な社会に向けて生協が取り組む環境活動について学ぶため、環境配慮型店舗と、店舗への商品配送便を活用してリサイクル事業を行うエコセンターや宅配事業を見学しました。
コープこうべでは、宅配事業や店舗、食品工場などを視察し、日常的な職場運営について学びました。また、コープこうべの歴史や次代に向けた取り組みの講義を通じて、生協のアイデンティティーについて学びました。
最終日には、研修で学んだことと今後の行動計画を発表し合い、帰国後の業務改善の取り組みを約束し、研修を終えました。
☆2014年9月のアジア3カ国からの研修は、こちら