2015年07月31日
「第93回国際協同組合デー記念中央集会」が開催されました
2015年7月30日、「第93回国際協同組合デー記念中央集会」が、日本協同組合連絡協議会(略称:JJC)と国際協同組合年記念協同組合全国協議会(略称:IYC記念全国協議会※)の共催で、東京都内で開催され、全国の協同組合関係者、学識者、マスコミ関係者など約300人が参加しました。
※IYC記念全国協議会:2012年の国際協同組合年に向けて活動してきたIYC全国実行委員会が掲げた目的を継承した、協同組合組織などでつくる協議会。
集会の冒頭、2015年国際協同組合デーに向けた国際協同組合同盟(ICA)メッセージ「協同組合を選ぼう、平等を選ぼう」が紹介されました。
第1部は、基調講演として、中央大学法学部 宮本太郎教授によって「協同組合で拓く地域社会の未来 地域づくりの主軸へ」をテーマに行われ、協同組合の新しい課題として、協同組合が地域づくりの主役となり、協同組合間の連携やNPOなどとともに、新しい「公協」の担い手となることへの期待が話されました。
第2部は、「拡大する不平等・格差に対する協同組合の取り組みと今後について」をテーマにパネルディスカッションが行われました。宮本教授をコーディネーターとして、長野県JAあづみ 千國茂代表理事組合長、三重県尾鷲漁業協同組合 岩本芳和常務理事、日本労働者協同組合連合会 古村伸宏専務理事、日本生協連福祉事業推進部 上田正相談貸付事業アドバイザーから、それぞれの実践事例や「協同組合」らしさを発揮しながら、どのように地域でネットワークを広げていくか、などの意見交換が行われました。
☆第93回ICA国際協同組合デーに向けたメッセージは、こちら