2015年06月12日

日本生協連第65回通常総会開催報告～2015年度活動方針などの全議案を可決、新役員を選任しました～

日本生協連は、2015年6月12日、東京都内で第65回通常総会を開催しました。
総会代議員定数657名に対し、652名（実出席444名、委任出席5名、書面出席203名）が出席し、2014年度事業報告・決算、2015年度事業計画・予算などの5議案すべてが賛成多数で可決されました。　　
また、役員の任期満了に伴い、新役員を選任しました。

開会にあたり、日本生協連浅田克己会長は、東日本大震災の復興に向けて、全国の生協が温かい支援を継続していることに感謝するととともに、引き続き、あらゆる災害の復興支援に取り組む決意をのべました。また、2015年は被爆・終戦から70年にあたることを踏まえて、生活協同組合は「平和とより良き生活のために」を基本理念として平和の取り組みを進めており、これからも地域に根ざした草の根の平和活動を広げ、被爆の実相や戦争体験を次世代に継承していくことを呼びかけました。

来賓として、厚生労働省社会・援護局地域福祉課消費生活協同組合業務室室長佐藤潤様、日本協同組合連絡協議会委員長萬歳章様にお越しいただきました。また、ICA（国際協同組合同盟）ポーリン・グリーン会長をはじめ、多くの方々からメッセージや祝電をいただきました。

議案提案後の全体討論では、15名の代議員から発言がありました。被災地域にある生協の代議員から全国からの支援に対する感謝の発言のほか、平和に関わる取り組み、地域の見守り活動の取り組み、エネルギー問題の取り組みの報告などがありました。そのほか、事業と活動が一体となったラブコープキャンペーンの取り組み、事業連帯の強化に向けた実践報告など、幅広いテーマで活発な議論が行われました。