2015年6月6日、タイ王国商務省のチュティマ・ブンヤブラパット事務次官をはじめ13人が日本生協連を訪問しました。

タイ王国は、日本生協連が取り扱う輸入品の中でも多くの割合を占める重要な貿易相手国です。

日本生協連から、日本における生協の組織、事業状況や社会的役割などの概要と、日本生協連におけるタイ王国製造商品の取り扱い状況、物流網の改善のための相互協力について説明しました。

生協の宅配事業の仕組みや地域における見守り活動、高齢化などによる市場の成熟度や、高齢層にとっては量よりも品質が求められる日本の状況について訪問団の皆さんと活発に質疑応答を行いました。

最後にチュティマ・ブンヤブラパット事務次官から、「タイ王国としてはさまざまな生産者を日本に紹介し、タイ王国製造商品の輸出を促進したいので、日本の生協にも紹介を進めたい。」との意欲が示され、日本生協連は、「今後も継続的に関係を保っていきたい。」との見解を表明しました。