2015年02月09日
「第31回全国産直研究交流会」を開催しました
2015年2月6日~7日、日本生協連は、「変革の時代と生協産直 今こそ本音で。」をテーマに全国産直研究交流会を東京・市ヶ谷で開催し、産直事業に関わる全国の生協・生産者団体・研究者など約300人が参加しました。
初日6日の全体会では、日本生協連 和田寿昭専務理事の開会あいさつに続き、立教大学大学院の内山節教授に「変革の時代に築くつながる社会」と題して、ご講演いただきました。
続いて、日本生協連 産直事業委員会の福永晋介委員長(京都生協)より、2014年夏に実施した「生協の産直事業と食料・農業問題の取り組みに関する調査」結果を基にした「生協産直の到達点と課題」について報告がありました。
その後、「変革の時代と生協産直 今こそ本音で。」をテーマに、JA山形おきたま(米生産者)高橋勝氏、JA新ふくしま(桃生産者)橘内義知氏、農事組合法人 京田園(野菜生産者)京田提樹氏、みやぎ生協 組合員理事 高橋誠子氏、コープ北陸事業連合 斎藤由紀夫氏らの参加でパネルディスカッションを行いました。
全体会のまとめとして、東京大学大学院 中嶋康博教授より「生協産直には、生産者と消費者が手を結び、社会のさまざまな課題を解決してきた歴史があります。両者がさらにコミュニケーションを深め、新たな課題に取り組む時期に来ていると思います」との呼びかけがありました。
翌7日には、次の5つの分科会が設けられ、実践報告をもとに論議を深めました。
・「『三方良し』の商品展開をめざして」
・「信頼を育む『確かな商品』の実現に向けて」
・「環境保全に取り組む生協産直」
・「地域コミュニティへの関わりと生協産直」
・「これからのお米をどうする!」
☆全国の生協のおもな「食育・産直」の取り組みは、こちら
☆2014年の「第30回全国産直研究交流会」の様子は、こちら
☆「全国生協産直レポート2012」(PDF/3.0MB)は、こちら