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日本生活協同組合連合会オフィシャルサイト

2014年10月17日

「2014協同組合国際サミット」が、カナダ・ケベックで開催されました

2014年10月6日~9日、カナダ・ケベックにて、カナダのデジャルダン金融協同組合と国際協同組合同盟(略称:ICA)の共催で、「協同組合の革新力」をテーマに「2014協同組合国際サミット」※が開催されました。

※「協同組合国際サミット」は、国連が定めた2012年の国際協同組合年に初めて開かれ、今回2回目。

サミットには、協同組合、政府関係者、経済界、国際機関、有識者など、カナダをはじめ93カ国から約3,000人が参加し、経済、金融、食糧、雇用などの分野で「協同組合がどのように革新的な役割を担っていくか」について、各分野を代表する報告やパネルディスカッションが行われました。

初日の10月6日は、ノーベル経済学賞受賞者のR.シラー エール大学教授が、「ビジネス界と金融業界をより良い社会に向けて方向づける」と題した基調講演を行いました。

基調講演をするR.シラー エール大学教授
基調講演をするR.シラー エール大学教授

翌7日は、世界的な食糧問題に関するパネルディスカッション「2050年までに90億人に食料を提供する」が行われ、パネリストとして日本生協連 浅田克己会長が参加しました。浅田会長は、日本の生協の実践に基づき、食料生産と消費における消費者と生産者の協力や、廃棄食料の削減の重要性を訴えるとともに、食糧危機、環境問題などの諸問題に関して日本の生協として、組合員と共に社会的な意識喚起をいっそう行いたいと述べました。

パネルディスカッションで発言する、日本生協連 浅田克己会長(左から4人目)
パネルディスカッションで発言する、日本生協連 浅田克己会長(左から4人目)

日本生協連は、今後も国内外の協同組合・関係機関と協力して、さまざまな社会問題についての取り組みを発信してまいります。