2014年10月03日
第10回国際協同組合同盟アジア・太平洋地域(略称:ICA-AP)総会が開催されました
2014年9月15日~20日まで、インドネシア・バリ島で、第10回国際協同組合同盟アジア・太平洋地域(略称:ICA-AP)総会と、協同組合フォーラムおよび生協委員会、女性委員会などの関連会議が開催されました。日本生協連からは、浅田克己会長、和田寿昭専務理事ほかが参加しました。
協同組合フォーラムでは、「アジア・太平洋地域の持続可能な発展における協同組合」をテーマに、国際機関、政府関係者および協同組合関係者の報告が行われました。会場から活発な質疑が行われ、論議を深めることができました。
地域総会では、2014年決算と2015年予算の報告が行われたほか、ICA『協同組合の10年に向けた計画(ブループリント)』(2020年ビジョン)の5つのポイントの説明と2013年11月のケープタウン総会後の進捗(しんちょく)報告、生協委員会、女性委員会など各委員会の活動報告が行われました。
ICA-AP地域総会後、会議に参加した日本生協連理事らは、ジャワ島のスラバヤで、国際労働機関(ILO)が支援する女性の就労支援活動や労働環境改善・地域経済開発のプロジェクトと、ユニセフが支援して整備された女性と子どもの保護センターや児童養護施設を訪問しました。
インドネシアで弱い立場におかれた人々の福祉向上や自立促進プロジェクトの視察を通じて、日本の生協とこれら国際機関との協力関係の意義を確認することができました。
☆ICA『協同組合の10年に向けた計画(ブループリント)』(2020年ビジョン)は、こちら
☆国際協同組合同盟アジア・太平洋地域(ICA-AP)事務局長来日の様子は、こちら